上の写真は、今年の年賀状に使い、1月1日付当ブログでもご紹介したものです。
手の「拳」と、花の「コブシ」をかけ、「今年も たくさんのこぶしを上げて 新しい時代を 拓いていきましょう」と書きました。
そして「この写真の花が木蓮だったらどうしよう」と心配したのです。
ところが昨16日付の「潮流」を読んで、えーです。
植物学者・牧野富太郎の言葉が紹介されていました。
「古来どの学者でも辛夷(しんい)をコブシであるとして疑わず涼しい顔をしており、・・・笑わせる」
「コブシはコブシであってけっしてこれを辛夷とは書くべからずだ」
と怒ったそうです。
そして、「辛夷は中国の植物。それが日本に伝わってモクレンとよばれている庭木が、実は辛夷にあたる」のだとか。
コブシは日本の木で、中国には生えていないらしい。
ってことは、辛夷(しんい)はモクレン。コブシはコブシであって辛夷ではない。
だからコブシを辛夷と書いてはいけない。
ナルホド。
が、依然として、上の写真の花がコブシなのかモクレンなのかは不明です。
うーん、私、ヨワイんですよね。
その昔、山口百恵と桜田淳子の区別がなかなかつかなかったし。
そう言えば、自民党と民主党の区別も時々・・・。