んなわけで、昨今、メニューの偽装が話題になっていますな。
今回のニュースで、気になるは、どうでもいいことと、ちゃんとしなくちゃいけないことが、
ごっちゃになっていて、大切なことがぼやけているような気がします。
たとえば、
「地元の朝採り野菜を使った、○○シェフのお任せサラダ」
みたいな、メニューがあるとするじゃないですか。
・地元産以外の野菜を使用していました。
・市場の開いていない日は、前日収穫した野菜を使用していました。
・○○シェフ以外が、レシピ考案も調理も担当し、○○シェフはまったく関与していました。
…例を挙げれば、こんなことが騒がれていますよね。
品種や産地を偽装して、実際より著しく良いものに見せるもの(景品表示法の優良誤認とかでしょうか)でなければ、
今、世の中で叩かれて社会的制裁を受けるほど悪いことではないような気がします。
海外産の安い牛肉なのに松坂牛とメニューで謳って高い値段をとるなどは、まったくダメで、
そのような例以外も、もちろん、悪いは悪いのですが、
手ごねハンバーグが手ごねがなかったなどは、言われているほどの騒ぎじゃなく、
基本は、おいしいものが食べれるなら、どうでもいいと。
メニューの表記も、おいしさを連想させる大切な要素かもしれないけれど、
内容を伝えるのに必要な表記だけで十分で、
それこそ、こだわりを前面に出しすぎると、自分には少しくどい説明に聞こえたりするので、
自分にとっては、メニューの表記は、それほど重要じゃなかったりします。
料理を提供する側も、もっと自信をもっていいのでは?
ブランドや調理法などのイメージに左右されず、
おいしいものをおいしいとちゃんと判断できる消費者でありたいと思う今日この頃です。
画像は、吉野屋の子会社が新規事業として杉並区・新高円寺駅近くに開いた、ピザ店のマルゲリータとジェノベーゼ。
混み合っていたので、お持ち帰りしてきました。
吉野屋と聞くと、イメージがイマイチに感じる人も多いでしょうが、1枚500円だったら、上出来です。