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 ゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

生きるしくみ<からだを知る>

2008-07-05 16:10:00 | 健康・病気

位置関係や運動、全身神経で=當瀬規嗣解説

大抵の方は、歯の治療で麻酔をかけられた経験をお持ちだと思いま                          す。そのときのことを思い出してください-。麻酔は、ほおの表面ま                            で効いているほおの部分は、なくなってしまったような感じがしませ                           んでしょうか。そこを指でさわると、ほおが確かにあるのですが、とて                           も変な感じがします。指はほおの存在を感じることができますが、ほ                           おは指を感じることができないからです。このことは、普段、私たちは                          ほおの存在をさわらなくても知っているということです。ほおに分布し                           ている神経が、ほおの存在を脳に伝えているということです。これを                           「固有感覚」といいます。麻酔のせいで、固有感覚がまひしてしまう                           のです、このような奇妙な感じを受けるわけです。事故などでは片脚                           を失った人が、傷が完治した後に、ないはずの脚の存在を感じること                           があります。これは、残っている脚の神経の切れ端が反応して、脳が                          それを脚からの情報と認識してしまうからです。これを「幻肢(げんし)」                          といいます。固有感覚の存在を示す一例です。ところで、「位置覚」と                          「運動覚」の2種類があります。位置覚は、手足や顔など位置関係を                          常に把握するための感覚で、例えば、自分のひじや肩が曲がってい                           るのか、伸ばされているのか、感じ取るものです。運動覚は、体のさ                           まざまな部位の運動の強さや速さなどを知る感覚です。つまり、私た                           ちは固有感覚なしに体を適切に動かすことはできないのです。こうし                           た固有感覚を感じ取る神経は、全身の皮下組織、筋肉、骨、関節な                           どに広く分布しています。私たちは体を実感しながら日々生活してい                           るのです。(とうせ・のりつぐ=札医大医学部部長)

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ガ-デンらいふ<ゼラニウム>

2008-07-05 14:00:00 | ガ-デニング

窓辺や地植え彩り多様

100_0867 南アフリカを中心に250種類以上か゛分布して                            いるゼラニウム。夏の冷涼な気候を好み、北海                            道にぴったりの植物といえます。ヨ-ロッパでは                            窓辺や花壇に多く用いられ、家とまちを彩る花と                           して親しまれています。ゼラニウムは大きく四つ                           の系統に分けられますが、ここではアイビ-ゼラニウムを取り上げま                          す。葉の形がアイビ-に似ていることから名付けられました。芽を数                           ㍍にも伸ばし、数多くのつぼみをつけ、四季咲きです。たっぷりの光                           があり、長く開花し続けてくれます。ハンキングバスケットに仕立て                            てもよいし、プランタ-に植えてベランダや窓から垂らしていくと、見                           応えがあります。また地植えすれば地面を覆い、秋まで花を楽しめ                            ます。ピンク、赤、白など、花色もバリエ-ションがあります。生育適                           温は20度前後で、5度程度までは耐えることができると言われてい                           ます。冬は室内に取り込んで越冬させます。水はやり過ぎないよう                            にします。土の表面が乾いてから、1日待ってから水を与えるくらい                            でいいでしょう。挿し木で増やすことができますので、2月、3月に室                           内で試してみてはいかがでしょうか。(花新聞ほっかいどう)

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環問題境<もう一つの真実>上

2008-07-04 17:30:00 | 国際・政治

温暖化COが主犯?

100_0854_2 北海道洞爺湖サミットを前に、地球環境問題が                           大きく関心を呼んでいる。官民一体で温暖化対                           策やリサイクル、省エネが進むが、一方でその                            効果や目的を疑問視する専門家も多い。異論を                           唱える3人の意見を基に、環境対策のあり方を                             あらためて考えた。(萩野貴生記)

6月25日に北大で開かれた地球温暖化講演会。                          「温暖化の原因はコンピュ-タ-シミュレ-ション                          から二酸化炭素(CO)の可能性が高い。ただ、                           科学はわからないことが多く予想は外れるかもしれない」。国立環                 境研究所(茨城県つくば市)の江守正多・温暖化リスク評価研究室                           長は将来に含みを残す発言をした。環境省が作製した冊子「STOP                            THE温暖化」。20世紀の100年間に地球の平均気温は0・6度上                           昇し、原因は化石燃料を燃やして排出されるCOと記されている。                           今や温暖化の“主犯”はCOで定着した感があるが、異議を唱える                           学者がいる。「『地球温暖化』論に騙されるな!」を書いた東京工大                            の丸山茂徳教授(地球惑星科学)だ。

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人為的影響には異論                                           雲によって変動

地球の大気の主成分(体積比)は窒素が78・08                         %、酸素が20・95%COは0・04%。丸山教授                          によると、人類の行為で増えるCOは気温に換算                          すると、年0・004度の上昇にしかならない。丸山                          教授は「温暖化ガスの多くが水蒸気で、気温の変                          動は水蒸気の塊である雲の量の影響が大きい」とみる。デンマ-クの               研究グル-プは昨年、太陽活動が地球温暖化に影響を与える仕組み                          を発表した。大要の活動により雲の量が変化し、気温も変わる。気温                          変動は人為よりも自然現象に左右されるというのだ。COが温暖化を                          促すのではなく、気温上昇が逆にCOを増やすという見方もある。温                          度上昇で海中のCOによる温暖化脅威説は「世紀の暴論」との論文                          を発表した。ハワイなどでの観測から、気温の上がった半年-1年後                          にCOが増えることが裏付けられたという。

寒冷化の不安も

では、COがなぜ“悪玉”とされたのか。丸山教授は「石油資源の                            ピ-クが見えてきた中、中国やインドなどの消費を迎え込む狙いが                            ある」とみる。むしろ懸念するのは寒冷化だ。丸山教授らの研究グ                            ル-プは「太陽活動のピ-クは過ぎている」とし、35年までに地球                            の平均気温は0・5度低下するモデルを出した。日本付近は1度下                            がる見込みで、「北海道では稲作ができなくなる恐れがある」と懸                            念する。今年1月の世界の平均気温は前年比0・5度、低下するな                            ど既に兆候が現れているという。丸山教授は「日本はCO削減より、                          食糧の安定確保など持論可能社会に向けた投資を優先すべき」と                            訴える。これに対し、国立環境研究所センタ-は「温室効果は水蒸                           気が最大に寄与している」と丸山教授らの主張を認める。ただ、「過                           去50年の気温上昇は人間が出したCOなどの温室効果ガスとい                            う考えは学会の主流」とし、一線を画す。CO主犯説一色に染まる                           現状。そこからは専門家の意見の違いや、将来の不確実性は見え                           てこない。

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“アジサイの葉”騒動

2008-07-04 16:00:00 | うんちく・小ネタ

料理の妻にアジサイの葉を添えて出したとの事です。色鮮やかで、                           洗って使用する分にはと最近の“もったいない”風潮に便上して提供                           したのではと推察します。当然料理として出された物は、皆食せるも                           のと箸をつけたところ毒性を有しているため体調不良に陥ったとのこ                            とです。調べてみるとアジサイは、万葉集にも登場する日本古来の                            花とのことです。山菜も茸類も、食せる物とそうでないものとの見分け                          方が、伝承的に継承され素人に良く十分気をつけるように、毎年その                          時期に起る食中毒のニュ-スが流れる時、注意事項として耳にする                           ことがあります。古来から存在し、数多く、手軽に見ることのできる草                          花で、長年一般的に使用していないことは、それなりに理由があるこ                           とを認識すべきのようです。

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今年1月全身が痛くなる体感をしました

2008-07-03 17:00:00 | 健康・病気

大寒の時期であったと記憶しています。寒さが身にしみる頃、初め                            ての経験で突然体中に痛みが起りました。10何年か前、体調が優                           れなくなった時に、いろいろと検査をしても結局診断がつかず、特に                           異常はありませんと言われた経験があります。その後、独自に病気                           に関する資料を調べ、東洋医学で“未病”と言われる状態に行き着き                          ました。改善の最大の特効薬は体を温めることであることを知り、食                            材や飲料水で体内からまた衣服やお風呂での暖等、考えられること                           全ての生活習慣を改善しました。何年か続いていた体調不良も、生                           活習慣改善後急速に体調が良くなった経験があります。その後、当                              時の症状が、西洋医学ではメニエ-ル病と言うことも知りました。体                           調不良当時の健康診断では、血糖値やその他一項目に多少異常                            があったことと限度ギリギリの肥満度でありました。それらが解消さ                           れて4年たったときの経験でしたので、当店で販売している、体を温                            めることを目的とした健康サプリメントを即く食してみました。1日で痛                          みは解消され、念のためにしばらく食した記憶があります。三日目に                          は完治し、その後再発はありませんでした。                                         体中に痛みが起ると言われる、<膠原病・リウマチ・線維筋痛症な                         ど・・・>が気候や加重労働、ストレスなどでの発症が原因と診断され                          ている記事を目にすることがあります。西洋医学だけでは対処できな                           いと東洋医学が見直され、両方に精通したお医者さんが増えているよ                          うです。そのような人の診断を得ることが出来ればいいのですが、な                           かなか出会うことが出来ずに苦慮されている患者さん方が多いよう                           です。痛いと言われて、鎮痛剤を処方する。手持ちの方法がそれだけ                          なので、医者のほうも疑問もなく処方するようですが、鎮痛剤は体の                           炎症部位を冷やして改善する薬ですので、冷えで疼痛状態になって                           いるのに更に冷やす行為を行うため悪循環に陥るような気がして成り                          ません。血行を良くするために、マツサ-ジや針灸、温泉療法が有効                          なことは実証済みです。体を温めることの有効性を再考すべきと思い                          ます。

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動脈硬化“真犯人”は

2008-07-03 15:00:00 | 健康・病気

悪玉コレステロ-ルが酸化=東北大教授ら確認

動脈硬化を促進する真犯人は、一般に悪玉コレステロ-ルと呼ば                            れる「低比重リポタンパク(LDL)」が酸化したものであることを、東                            北大の片桐秀樹教授(代謝学)のグル-プがマウス実験で確認し                           た。1日付けの米医学誌に発表した。片桐教授は「酸化LDLが動                            脈硬化を導くメカニズムを解明し、効果的な治療薬の開発に結び付                           けたい」としている。酸化LDLが真犯人であるとの説は以前から知                            られていたが、実験が難しく直接的に確かめられていなかった。片                            桐教授らは血液中の酸化LDL量を減らすことに成功しており、動脈                           硬化の予防や治療に道を開く可能性もある。片桐教授らは、血液中                           から酸化LDLを運び出すタンパク質に着目。高脂血症マウスにこの                           タンパク質を作る遺伝子を入れ、ほかのコレステロ-ル量を保ちなが                           ら酸化LDLだけを三分の一程度に減らすことができた。この結果、                            遺伝子を入れない高脂血症マウスと比べると、動脈硬化の進行は                            完全に抑制され、通常のマウス並みになったことが確認された。

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発電排出CO2も温室へ

2008-07-02 17:04:00 | 国際・政治

花がグングン環境にもグ-                                                   関西電力など六ヶ所村で検証

100_0727電気とその発電時に出る熱、二酸化炭素(CO)                           の三つを花卉栽培に生かす「トリジェネレ-ショ                           ン」の国内初の大規模実証研究が、青森県六ヶ                           所村で始まった。発電時の排熱を活用するコ-ジ                          ェネレ-ション(熱電供給)は一般家庭にも普及し                          つつあるが、さらにCOを温室に供給して植物の                          生育を促す仕組み。温室効果ガス削減策としてで                          そうだ。(東京政経部 関口裕士)

関西電力などか゛、トヨタ自動車系列で花卉栽培                           を手がけるトヨタフロ-リテック(六ヶ所村)の国内                          最大級約2㌶(幅88㍍、奥行き230㍍)の温室内                          で始めた。来年度までの2年間で費用対効果を検                          証する。発電は出力50㌔㍗のマイクロガスタ-ビ                           ンによるコ-ジェネシステムで行い、電気は夜間や                          日照の少ない日のナトリウム灯照明などに、排熱                          は温水の供給に利用する。さらに従来は大気中に                          放出していたCOを、温室内に巡らせた配管から                          均一の濃度で供給。植物の光合成(光エネルギ-                          を用いCOと水から炭水化物と酸素をつくる作用)を促す。関電による              と「植物のCO吸収量を数値化するのは難しい」が、重油からの転換               による効果などを含め、従来のシステムよりも少なくとも年間約90㌧               のCOが削減でき、30%の生産性向上を見込める。温室全体で最低                          20%のCO削減が期待できるという。トリジェネシステムの設置費用                         は約7千万円。電気料金など維持費は従来より軽減されるという。トヨタ                         フロ-リテックは年間約2百万鉢のミニバラやポインセチアなどを生産し                         ており、水野勝義取締役は「環境にやさしい技術で栽培した花という付                         加価値をPRしたい」と話す。トリジェネは、日照量の少ないオランダやデ                         ンマ-クなどで実用化され、国内でも大阪ガスが青森県藤崎町の農協                         と共同でトマトのハウス栽培に活用している。関電エネルギ-ビジネス戦                        略グル-プの手島泰マネ-ジャ-は「一石二鳥にも四鳥にもなる取り組                       み。熱需要の大きい北海道なら特に効果が期待できる」と話している。

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においと味の不思議④

2008-07-01 16:00:00 | 健康・病気

かぎ分ける能力                                                          嗅細胞の受容体が活性化

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レモンは独特のにおいを持っている。しかし、レ                             モンのにおいを持つ特定の化学物質(におい物                           質)があるわけではない。レモンに含まれている                           におい物質のうち、多いのはリモネンという有機                            物であるが、ほかにもさまざまなにおい物質が含                          まれている。リモネンはグレ-プフル-ツにも含                           まれている。それでもレモンと同じにおいがする                           わけではない。それぞれのにおいは、複数のにおい物質が組み合わ               さって作られているからである。人工的に作られた純粋なにおい物質               もある。それらは、それぞれに違うにおいを持っているので、におい物              質の種類は十万種類とも四十万種類とも言われている。日常的には、                          これらが組み合わさるので、においの種類は無限にあると言っていい。                         このように多様なにおいを、どのようにかぎ分けているかは、長い間解                          明されていなかった。2004年にノ-ベル賞を受賞したパック博士とア                          クセル博士は、においを受容するタンパク質(におい受容体)か゛千種                           類ぐらい存在することを見いだした。ヒトの場合、嗅覚の重要性がやや                          低くなっているので四百種類くらいにとどまる。これほど多様なにおい                         を、われわれはどうやってかぎ分けているのか。においを受容する嗅                          細胞には、それぞれ一種類のにおい受容体が存在する。一つのにお                          い物質は、何種類かのにおい受容体を活性化する。その活性化の程                          度はにおい物質によって異なり、それぞれ特有の応答パタ-ンも微妙                          に異なるため、われわれはいろいろなにおいをかぎ分けることができ                           るのだ。(柏柳 誠=旭川医学部教授)

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