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元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

「温暖化論」に異論

2008-07-08 17:30:00 | 国際・政治

気温上昇 根拠あいまい                                                    渡辺・東大教授 CO削減論の暴走懸念

北海道洞爺湖サミットの主要議題とされる「地球温暖化」と二酸化                            炭素(CO)削減。国際機関である「気候変動に関する政府間パネ                           ル(IPCC)」が温暖化の進行とその主因を温室効果ガスと主張し、                            半ば自明のこととして扱われているが、「科学的根拠があいまい」と                           批判の声もある。あえて少数意見に耳を傾けてみた。

100_0869jpg01 渡辺正・東大生産技術研究所教授著「地球温                            暖化論のウソとワナ」(伊藤公紀横浜国立大大                            学院教授と共著、KKベストセラ-ズ)の副題は                           「史上最悪の科学スキャンダル」。温暖化論の疑                          問点を鋭く指摘している。渡辺教授の見方は-。

※かなり刺激的な表現ですね。                                               「今この瞬間の日本ではね。『温暖化論』を、COなど温室効果ガス                           が地球を暖めて悪影響を生むという『科学』の面と、COの輩出を減                           らせば温暖化を防げるという『対策』の面から見てみましょう。全容か゛                          分かったかのように語られますが、実はどちらも一面的かつセンセ-                          ショナルに取り上げているだけなのですよ」                                          ※「科学」の面から伺います。                                                 「まず、元のデ-タが問題。世界の気象観測点には制度のあやしい                           所が驚くほど多い。先進国の大都市はエアコン排熱などの影響で温                          度計の数値がじわじわと上昇中。発展途上国では、思いつきの数字                           を日々記録した例さえある。世界の気温変化を正確につかむのはま                             だ無理です」                                                            ※「何が起きているのか」、正確には分かっていない、と                                   「一方、将来の予測は、もっと難しい。計算機シュミレ-ションは万能                          ではありません。変数が多くなればなるほど難しいし、プログラム次                           第でもくろみどおりのデ-タを出すことも可能です。気候を変える要因                          のすべてを取り込めていない現在の気候モデルは、基礎研究段階に                          すぎないのですね」                                                        ※異常気象が多発するとか、国土が水没するとかの主張もあります。                          「根拠はほとんどありません。ほんの一例だけをみても、話題となった                          ゴア氏の著書『不都合な真実』など、『キリマンジャロの氷が温暖化で                          とけている』というのが、明らかに周辺一帯の乾燥による昇華(氷が水                          を経ず直接水蒸気になること)であるなど、とても科学的証拠に基づく                          ものではありません」                                                       ※「対策」の方はどうでしょう。                                                 「『科学』面があやふやな現在、的外れの恐れが大きい。COの温室                          効果を主因とみるIPCCの結論も、科学界の総意ではありません。地球                         の気温は絶えず昇降を繰り返し、図上(クリックで拡大)のように太陽活                         動と深く関連していると見る研究者も多い。最強の温室効果ガスである                         水蒸気とか雲はどうか。すすなど浮遊微粒子の影響は・・・。対策を考え                         るのは、そのへんがすっかり分かってからでも遅くはありません」                             ※しかし、「CO削減」という言葉を聞かない日はないほどです。                            「企業や役所が『節電で○○㌧のCOを削減した』と胸を張る。でも浮い                            た予算は別に使うから、結局COが出ます。『カ-ボンニュ-トラル』をう                        たうバイオ燃料生産が熱帯林を壊すなど、CO削減論の暴走は実に深                         刻です」

※日本は削減への努力が足りないとの論調もあります。                                 「70、80年代の血のにじむような省エネ努力の結果、日本は先進                           工業国の中で最も出さない国になりました。ものすごい成果ですよ。                           CO排出総生産(GDP)の変化を重ねてみれば(図下)、86年以                            降はぴったりと一致します。経済活動に必要なギリギリのCOしか                           排出していないということです。諸外国はそれ以前の段階なのでま                            だCO排出を減らす余地があるけど、日本はもう無理。2050年ま                           でに70%削減なんて、無責任な空論です。本気で実行したら産業                           は壊滅し、失業者があふれる。それでいいのですか?」                                  ※とてもそこまで考えての議論とは思えませんね。                                     「そもそもCOが増えるのは悪いことなのか。光合成の研究者とし                             て言いますと、COの増加は植物の生育を速め、食糧の増産につ                            ながる。『COが増えている』という話を初めて聞いた80年代、『こ                           れで世界の飢餓が少しは減るぞ』と胸が躍りましたよ。『温暖化対                           策』に使われる毎年一兆円もの税金や、今後『排出量取引』に飛ぶ                           莫大なおカネは、医療や福祉、教育に回す方が、何十倍も賢いでし                           ょう」

武田・中部大教授100年後の予測不可能

武田邦彦中部大教授の話:まことしやかに語られているが、百年後                           を予測することは不可能だし、すべきではない。社会は刻々と変化                             するので、百年間に科学ももっと様変わりするだろう。そもそも定説を                           翻していくのが研究者の仕事。「百年間今のままなら」と仮定するの                          は、学問・研究の放棄だ。国際機関や国の研究機関が「百年後の気                          温が最大6・4度上がる」とか「白神山地のブナ林が消える」とかいう                           のは無責任きわまりない。                                                   たけだ・くにひこ=1943年、東京生まれ。専攻は資源材料工学。                            著書に「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(洋泉社)など

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