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 ゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

異議あり「地球温暖化」

2008-07-19 17:30:00 | 国際・政治

衛星デ-タ、見えぬ兆候                                                    

100_0875 地球寒冷化が現実のものになりつつある。過去                            30年、米航空宇宙局(NASA)が気象衛星NO                            AA(ノア)で精密に測ってきた大気温度のデ-                            タは、「地球温暖化論」に全く合わない。特に最                           近一年半は、明確な「慣例化」の兆候を見せている。(橘井潤)

過去30年最近1年半は寒冷化

ノアによる観測は1978年12月にスタ-ト。4百-5百㌔上空を毎日                          三周しながら、地球をなめるように計測している。大気については、酸                          素分子が出すマイクロ波の振動数を測り、誤差0・01度の高い精度で                          温度に換算する。デ-タは常に更新・公開中。都市化などに乱される                          地表の温度計とは違って、大気温度をそのまま映し出すデ-タだ。                            図はその中で「地球全体・対流圏中層(高度約4千㍍)」の大気の温                             度の変化を月ごとに見たグラフ。79-98年の月ごとの平均値を算定                         し、それと比べた「ずれ」を示した。横軸の赤線より上は平均より温度                          が高かったこと、下は低かったことをそれぞれ示す。グラフを見る限り、                          30年間に温度が高い時期も低い時期もあったが、「温暖化」が進んで                          いる兆候は全く読み取れない。                                                 渡辺正・東大生産技術研究所教授は「温度が高かった時期の大半が                          エルニ-ニョ現象を反映している。特に大規模な『ス-パ-エルニ-                           ニョ』(97年春-98年春)の影響が大きかったことがうかがえる」と言                         う。また、「メキシコ・エルチチョン(82年)、フィリッピン・ピナッボ(91年)                        の両火山の噴火でも、火山灰で日照が遮られ、以降数年間の温度が                          低かった」とも指摘する。一方、最近の一年半に注目すると、0・5-                           0・6度も単調に下がり続け、「温暖化」どころか急速な寒冷化が読み                          取れる。渡辺教授は「地球の気温を大きく左右する太陽活動が弱まっ                          ているため」と推測。気温低下がまだ一度にも満たないため、急を要す                         る話ではないが、「地球寒冷化」は今後も進む可能性があるという。「二                         酸化炭素(CO)による地球温暖化」が定説のように語られている北海                         道洞爺湖サミット。宇宙からの正確な観測デ-タからは、全く異なる地                         球の姿が浮き彫りになる。

エルニ-ニョ現象、ラニ-ニャ現象 太平洋赤道域の中央部から南米                          のペル-沿岸にかけての広い海域で、海面水温が平年に比べて高くな                        り、半年から一年半ほどその状態が続くエルニ-ニョ現象。数年に一度                          発生する。反対に、同じ海域で海面が平年より低い状態が続くのがラニ                         -ニャ現象。それぞれ世界各地の気温や降水量に大きな影響があると                         される。

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こどものほん「福田洋子・こども冨貴堂店長=旭川市」

2008-07-19 13:00:00 | 本と雑誌

「幼児向き」

にゃんきっちゃん にゃんきっちゃん
価格:¥ 945(税込)
発売日:2008-05-07

つくりの美しい絵本です。背は赤。そこに小さくこの絵本の主人公                            にゃんきっちゃんの写真がはめ込まれています。そして、見返しは                            きれいなビンク。にゃんきっちゃんの鼻の色。かわいい肉球の色。                             リボンのような耳の色。お月さまのようなレモン色の瞳はミステリア                            スな野生の光を宿しています。世界中の野生生物を撮り続けてきた                           岩合さんを魅了してやまない、小さい白い猫。春、桜の花の中にい                            るにゃんきっちゃん。秋、トンボの羽音に耳を澄ませているにゃんき                            っちゃん。雪の中をさんぽにでかけるにゃんきっちゃん。どの姿からも、                          生きていることの喜びが伝わってきます。

かにこちゃん (はじめてであうえほんシリーズ) かにこちゃん (はじめてであうえほんシリーズ)
価格:¥ 840(税込)
発売日:2008-04

かにこちゃんはシオマネキというカニです。片方のツメが大きくて、                             そのツメを振ると海の水か寄せてくると言われています。この絵本は、                          40年ぶりの復刊なのですが、おはなしも絵もできたてのように新鮮                           で、少しも古びていません。赤いかにこちゃんの横歩きがユ-モラス。                          えりこさんの気持ち良い温かい言葉の響き。海の奏でる歌がきこえて                          くるようです。ほりうちさんは21年前になくなられたのですが、日本の                          子どもたちのためにたくさんの作品を残してくれました。半年ほど前、                          東京で見た「ふらいぱんじいさん」の原画。迷いのない美しい線と色                            彩の純粋さに胸打たれました。

「低・中学年向き」

ほんとのおおきさ動物園 ほんとのおおきさ動物園
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2008-03

「この絵本、うちの文庫で大人気です」と教えてくれたのはみどり文庫                          の美智子さん。「何となく本に集中できない子でも、この絵本は大喜び                          なの」とうれしそうに読んでくれました。ほんとにびっくりしました。そして                         楽しい!だってシマウマからナマケモノまで21種の動物たちが全身で                         はないけれど、実物大で載っているのですもの。写真も印刷もくっきり、                         きれい。よくみるととてもチャ-ミングな動物たちに、私もワクワクドキドキ                         してしまいました。旭山動物園のレッサ-パンダを先日見てきましたが、                         この絵本のおかげでつくづくお口の中まで見てしまいましたよ。

五月は花笠! (3年1組ものがたり 2) 五月は花笠! (3年1組ものがたり 2)
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2008-05

悠は連休中1人ぼっちで寂しかったことを、正直にジュン先生との交                           換日記に書くことができません。ジュン先生は運動会で踊る花笠音                            頭を子どもたちの前で踊り、悠に「・・・カッコつけてかたまってないで、                          むりして気どってないで、ほんとの気持ちをはじけさせて!」と伝えま                           す。こどもたちにとって、この世界でたった一人でもいいから、自分の                           ほんとうの気持ちを安心して伝えられる人がいたら、どんなに生きる                           ことの困難を乗り越えられる励みになることでしょう。作者の後藤さん                          が本当に出会ったジュン先生がモデルの新シリ-ズ。次号も楽しみ!

「高学年以上」

ヨハネスブルクへの旅 ヨハネスブルクへの旅
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2008-04

ナレディはアパルトヘイト(人種隔離政策)下の南アフリカ、黒人慰留                           地に住む13歳の少女。病気になった幼い妹のために350㌔離れた                            大都会ヨハネスブルクで働く母親を迎えに、弟と共に旅へ出ます。旅                           の途上でナレディはオレンジ畑で働く少年、トラックの運転手、亡命し                          た兄を持つグレ-スに出会い、アパルトヘイトの矛盾に気づき、目覚め                          ていきます。作者ナイドゥ-さんにあてた11歳の少女の手紙が鮮烈                           です。「わたしたち子どもだって、この世界でおこっている本当のことを                          学びたい・・・。知性的な強い人間になってこの世界を平和するために」

流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36) (偕成社ワンダーランド 36) 流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36) (偕成社ワンダーランド 36)
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2008-04-15

守り人シリ-ズの主人公バルサ13歳のときの物語。タンダやトロガイ                          ら重要人物が、次々と登場します。思春期のバルサの心の揺れや怒り、                        痛みが切ないほどに伝わってきます。タンダはやはり少年の時から感                          受性が豊かで、薬草師になる自分を予感しています。村の暮らしや四                          季折々の風習などが丁寧に書かれ、細部までリアリティを感じるのは、                         作者が文化人類学というバックボ-ンを持っているからでしょうか。この                         シリ-ズは1作目しか読んでいなかったので、全巻友だちの文庫から                          借りてきて、読んで読んで・・・。ウ-ン、オモシロイ。闘いのシ-ンはち                         ょっと苦手ですが。

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