
(粉蝶城 丹稜城 三重県亀山市 県指定史跡)
東海道の町並みを抜け、青木門跡から城域に入る。西之丸跡に整備された「西之丸庭園」や、亀山藩家老屋敷であった「加藤家長屋門」等が視界に入る。今回はここから、文永二年(1265)関実忠築城の「亀山古城」の傍に整備された、亀山公園亀山市歴史博物館に向かった。(西之丸庭園)
(加藤家屋敷)
(亀山公園から鈴鹿山脈を望む)
堀であった公園池を渡ると本丸三重櫓跡である。そして四年半振りの多聞櫓に到着した。
昨年4月の三重県中部地震で石垣の一部が崩れ、その後調査はされたが、今後の処置は検討中で、現在も修復はされておらず、立ち入り禁止となっている。因みに崩れた石垣の部分は明治時代に切り取られた土塁の断面で、昭和47年(1972)台風被害で崩れ、石垣補修された部分であった。
二之丸跡である亀山西小学校、市役所を通り、石坂門跡より城下へ戻った。
(亀山公園に移築された、石坂門石垣基部)
(関連記事:亀山城平成十五年 亀山宿平成二十年 亀山宿平成十五年)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます