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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

高遠城

2014-08-05 00:00:00 | 城郭・城下町

(長野県伊那市高遠町 国指定史跡 日本100名城30番)
 治承三年(1179)信濃国高井郡笠原(長野県中野市)から来た笠原頼直が、この地に城を築いたのが始まりとされる。その後、諏訪氏裔高遠氏の居城となり、一時は安定するも、祖である諏訪大祝家と甲斐武田家との関係が悪化し、天文十四年(1545)武田勢が攻め込み、高遠城は武田氏のものとなった。天正十年(1583)織田信長の甲州征伐により、武田信玄の五男仁科盛信が高遠城で信長の長男信忠と戦い討死し、織田氏のものとなるが、本能寺の変により徳川家康の支配下となり、高遠藩が立藩した。以後、城主は京極氏、保科氏、鳥居氏と続き、元禄四年(1691)からは河内富田林より内藤清枚(きよかず)が入り、内藤家八代で明治維新を迎えた。
             藩校 進徳館         国有形 高遠閣                         

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