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flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

龍頭山照蓮寺

2011-06-03 00:00:20 | ほとけのいおり

(広島県竹原市本町)
 竹原の町並みの北端、町並みを見下ろす場所にある寺である。曹洞宗定林寺として創建し、竹原小早川氏代々の子弟の学問所となった。その後荒廃するが、慶長八年(1603)僧浄喜が浄土真宗に改宗、定林院照蓮寺として再興した。この寺からは僧恵明(獅絃)、恵範(片雲)といった学門僧が輩出し、江戸中期以降は竹原の繁栄と共に栄えた。現在残る伽藍は、本堂、元文二年(1737)、経蔵、享保二年(1717)、鐘楼門(明和三年(1766)にそれぞれ再建されたものである。
(鐘楼門)(経蔵)
 

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