小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

日常のはじまり

2017-06-01 | 雑記
引越し引越しと騒いでいる内にはや6月。
なぜが焦る。

週末には脚色した芝居が上演されて三日ほど小倉に行ってきた。
これで引越騒動の結末だなんて意味不明なのだけれどそんな感じがしている。


芝居もまた人間関係の縮図反映によって良くも悪くもなる。
書いた者には台詞を知っているので飛ばしたり間違えたりするとドキン!とする。
観客には知らぬことだが。

玄界灘に面した温泉で一泊。いろいろな疲れを流してきた。
今日から同じような毎日が展開されていく。
されど宿題はたくさんある。
次の芝居の資料がわんさかあるし、荷物を積んだままの部屋も片付けていかなければならない。
でも急がない。ワンコと賑やかな街をほっつき歩こう。


小梅日記」ゆるりと再開します。


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五月朔日

2017-06-01 | 嘉永四年 辛亥日記
五月朔日   

少々曇る。
主人は内田に行く。
道で盗人が捕らえれたのを見た。
近頃はとても物騒だ。
梅本では干してあったふとんのかわが今朝にはなかったそうだ。
岩橋左内が鯖を5本持参した。
内田からも柏餅をおくってきた。
主人は帰り道に鯖を4本買って二つを岩橋藤助に送ったとのこと。
米(俸給?)出る。

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