小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

五月二日、三日、四日

2017-06-02 | 嘉永四年 辛亥日記

五月二日 
風雨の天候だがそう激しくはない。
三浦へ2時過ぎに行く。
夕方、岩橋から魚(ホウボウ五つ)が贈られた。


五月三日 
今日も降る。
主人は4時頃から笹屋の頼母子帳を持って行く。
伊藤へも寄ったとかで夜10時頃に帰宅した。
紺屋が小紋形と麻糸を持って来た。


五月四日 
昨日同様の雨なり。
昼前に浅之助がきた。お茶だけ飲んで帰った。
日高屋から酒二升を取る。
昼頃から雨は上がる。
主人は伊藤泰蔵宅に行き一杯やる。帰りに鯖を三尾1匁で買ってきた。
岩一郎の会でみな12時頃まで居る。菓子など出す。



コメント
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