小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

十二月十四日

2013-11-24 | 嘉永二年
」  
今日はとても暖かかった。
主人は学校稽古の当番なので昼過ぎに出かけた。
今日は岩橋楠松の葬送の日。朝早くから見送りに行った。
帰ると忠兵が来ていた。
岩一郎は権七を連れて二時頃から見送りに行き岡崎の寺まで送り夜の八時頃に帰った。
主人は夕方前に帰り酒を一盃呑む。
山水画の上に詩を書いて遠藤に持参したところ、留守だったので梅本に寄ったそうだ。
梅本で酒を出され、帰りにもう一度遠藤に行って渡せたという。
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