小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

一月二十八日

2016-03-07 | 嘉永四年 辛亥日記


まず天気で暖かく穏やか。だが夕方から風が出て寒くなった。
昼前につねが来る。妹は口がないようなので帰るとのこと。
昼飯をだししばらくして帰った。
その後で祖母と一緒にきたのでかき餅を焼き酒を出した。
そこへ権七がきたので和歌やへ下女の箱を取りにやる。
昼頃、呉服や安兵が針を一箱持ってきた。衿を一枚と腰帯を一つ買う。酒を出す。
また、安兵へも昨日頼んでおいた肴を買おうかと思ったが、今日のところはやめて酒飯を出した。
夜、岩一郎が岩橋へ膳を返しに行くのに浅草海苔十枚を持たせた。


コメント (2)
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