仕事で九州に行ったので遍路の続きを思い立ちました。

徳島のサンルートにキャンセルが出てラッキー!
22時頃に着いて6時起きです。
7時10分の始発の徳島バスで前回最後になった生名というバス停まで行きます。
目指すのは20番札所の鶴林寺です。
区切り打ち徳島編も残すのはあと4つ。
残していては気持ちの上で区切りがつかないので今回は21番太龍寺、22番平等寺、23番の薬王寺まで詣ってしまおうということです。
「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と言われて深い山中にあるために、四国八十八箇所霊場の中でも随一の難所として知られているところです。しかも、途中に宿がないので一度に制覇しなければなりません。ですからかなりの覚悟で鶴林寺への道に踏み込むわけです。
バスを降りた近くに道の駅があったので朝食のおむすびでもとおいなりさんを買いました。ちいさなおいなりさんが7つ。
道の駅のベンチで三つ食べて、出発です。


鶴林寺林道に向かって8時半出発。遍路マークに従って進んでいくと蜜柑畑でした。
収穫をしていたおじさんがもぎたての蜜柑を二つ下さいました。お接待です。
二人ほど手ぶらの男性が降りてきました。朝の散歩でしょうか。
また、二人ほど男性がずんずんと「こんにちは~」と抜いていきます。
やがてゆっくりと歩いている男性に追いつきました。
わたしに追いつかれるようですからかなりのスローペース。神戸からというTさんで心臓が悪いそうです。
今夜の宿は同じのようです。
しばらく一緒に歩きましたが「無理をなさらないで」とお先に行くことにしました。
しばらく行くと休憩所の東屋がありましたが休まずに進みます。

みちはどんどん険しくなっていき下界が見下ろせる場所に来ました。
ちょっと休憩。前方には勝浦の町が一望され、那賀川の向こうに山々が聳えています。

その一番高い山の頂上にあるのが太龍寺です。
今からこの山を登り、川まで降りてあの山まで行くのです。
無理~!心が折れそうです。
でも、くたばったらタクシーに来て貰えばいい。
現に鶴林寺の参道に行くまで車の走る道路を三回ほど横断してます。
時々、Tさんはまだかな?と振り返りましたがまだのようで、誰も登ってはきません。
静かで穏やかな木々の間を弱い太陽の光が垣間見られます。紅葉はまだまだみたい。


鶴林寺の山門に着いたのが10時半。普通の人の倍はかかっています。
第二十番札所 霊鷲山 鶴林寺
ご詠歌 しげりつる鶴の林をしるべにて 大師ぞいます地蔵帝釈
標高500メートルの山の上に建つこのお寺は霊山そのものの感じがします。
本堂の前には左右に鶴が一羽ずつ立って迎えてくれます。
つがいの鶴が本堂を守ってくれているそうです。

縁起によれば、桓武天皇の勅願によって弘法大師が建立しました。
大師がここで修行をしていると二羽の蔓が杉の木に舞い降りてきた。鶴は黄金の小さな地蔵菩薩を守っていた。そこで、大師は杉の木で地蔵菩薩を刻んでその胎内に黄金の地蔵菩薩を納めて本尊とし、この寺を鶴林寺と命名したそうです。
長い?山中では殆ど誰にも会わなかったのに何人もの参拝者がいます。車遍路の方たちでしょう。
ちょっと羨ましく思いながらお詣りをして納経帳に御朱印をいただきました。

徳島のサンルートにキャンセルが出てラッキー!
22時頃に着いて6時起きです。
7時10分の始発の徳島バスで前回最後になった生名というバス停まで行きます。
目指すのは20番札所の鶴林寺です。
区切り打ち徳島編も残すのはあと4つ。
残していては気持ちの上で区切りがつかないので今回は21番太龍寺、22番平等寺、23番の薬王寺まで詣ってしまおうということです。
「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と言われて深い山中にあるために、四国八十八箇所霊場の中でも随一の難所として知られているところです。しかも、途中に宿がないので一度に制覇しなければなりません。ですからかなりの覚悟で鶴林寺への道に踏み込むわけです。
バスを降りた近くに道の駅があったので朝食のおむすびでもとおいなりさんを買いました。ちいさなおいなりさんが7つ。
道の駅のベンチで三つ食べて、出発です。


鶴林寺林道に向かって8時半出発。遍路マークに従って進んでいくと蜜柑畑でした。
収穫をしていたおじさんがもぎたての蜜柑を二つ下さいました。お接待です。
二人ほど手ぶらの男性が降りてきました。朝の散歩でしょうか。
また、二人ほど男性がずんずんと「こんにちは~」と抜いていきます。
やがてゆっくりと歩いている男性に追いつきました。
わたしに追いつかれるようですからかなりのスローペース。神戸からというTさんで心臓が悪いそうです。
今夜の宿は同じのようです。
しばらく一緒に歩きましたが「無理をなさらないで」とお先に行くことにしました。
しばらく行くと休憩所の東屋がありましたが休まずに進みます。

みちはどんどん険しくなっていき下界が見下ろせる場所に来ました。
ちょっと休憩。前方には勝浦の町が一望され、那賀川の向こうに山々が聳えています。

その一番高い山の頂上にあるのが太龍寺です。
今からこの山を登り、川まで降りてあの山まで行くのです。
無理~!心が折れそうです。
でも、くたばったらタクシーに来て貰えばいい。
現に鶴林寺の参道に行くまで車の走る道路を三回ほど横断してます。
時々、Tさんはまだかな?と振り返りましたがまだのようで、誰も登ってはきません。
静かで穏やかな木々の間を弱い太陽の光が垣間見られます。紅葉はまだまだみたい。


鶴林寺の山門に着いたのが10時半。普通の人の倍はかかっています。
第二十番札所 霊鷲山 鶴林寺
ご詠歌 しげりつる鶴の林をしるべにて 大師ぞいます地蔵帝釈
標高500メートルの山の上に建つこのお寺は霊山そのものの感じがします。
本堂の前には左右に鶴が一羽ずつ立って迎えてくれます。
つがいの鶴が本堂を守ってくれているそうです。

縁起によれば、桓武天皇の勅願によって弘法大師が建立しました。
大師がここで修行をしていると二羽の蔓が杉の木に舞い降りてきた。鶴は黄金の小さな地蔵菩薩を守っていた。そこで、大師は杉の木で地蔵菩薩を刻んでその胎内に黄金の地蔵菩薩を納めて本尊とし、この寺を鶴林寺と命名したそうです。
長い?山中では殆ど誰にも会わなかったのに何人もの参拝者がいます。車遍路の方たちでしょう。
ちょっと羨ましく思いながらお詣りをして納経帳に御朱印をいただきました。