和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

海棠/今日の俳句≪No.1525≫   

2014年03月19日 07時12分03秒 | 今日の俳句


     ☆海棠/今日の俳句☆  

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2014年(平成26年)3月19日(水)


○ ミュージックの日
 音楽関係者の労働団体・日本音楽家ユニオンが1991(平成3)年に制定。
「ミュー(3)ジック(19)」の語呂合せ。
日本の音楽文化と音楽家の現状について広く理解を求め、その改善の為の支持を得ようと、全国各地でさまざまな活動が行われる。


【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】



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  ■※今日の俳句※■


  
  藤村の蔵書の数や花海棠
       寺嶋艶子



  海棠や蚕部屋の匂ふ伊那の里
       皆川盤水



  海棠の花くぐりゆく小径あり
       長谷川櫂




■ 海棠→花海棠・睡花・ねむれる花。

※ 読者の皆さんは、海棠(かいどう)という花をご存知でしょうか。ご存知の方も多いと思います。海棠とは、バラ科の赤い花で、花自体は小さいのですが、色は濃く、背は高く、4,5メートル位にもなります。桜よりは遅れ、初夏にかけて開花する花です。花はその後暫く残り、その後に、小さな林檎に似た実を結び、食用にすることが出来ます。
私は、必ずしもこの花には詳しくはなかったのですが、その存在を知ったのはこのような一つの句によります。
  「消へし児の還りて咲かむカイドウの花」  
この句は広島市立本川(ほんかわ)小学校の構内にある小さな地蔵像に刻まれたものです。本川小学校とは平和記念公園のすぐ脇にある、いわば、爆心地の小学校です。
爆心地の小学校・・・そう思うだけで私の弱い頭は真っ白になります。全てが想像を超えている世界だからです。折りしも、あの日、8月6日は月曜日で、丁度、1時間目の始まる頃の被災です。約400名の児童、しかも疎開の対象にならない低学年の児童ばかりが、そして教職員も全滅状態でした。
初めて広島の式典を見学したときは、式典終了後、公園内を一通り見て、真っ先にその小学校を訪ねてみました。広島市ではその日は、平和公園のみならず、街のあらゆる場所が慰霊の場所なのです。夏休み中で生徒の姿はありませんが、観光客、特に外国人の姿も目立ちました。きっと有名なのでしょうね。慰霊と書かれた大きな提灯が校門のところにありました。
そして、小学校の被爆校舎を利用して創設した、という資料館を見学しました。

【「nanasi's Daily Blog」より転載】

※ 【海棠の花くぐりゆく小径あり  長谷川櫂】

現代でも俳句が描く情趣の大方は芭蕉が開発した「わび、さび」の思想を負っている。そこには死生観、無常観が根底にある。そこに自らの俳句観を置く俳人は現世の諸々の様相を俳句で描くべき要件とは考えない。現実の空間や時間を「超えた」ところにひたすら眼を遣ることを自己のテーマたらむとするのである。
その考え方の表れとして例えば「神社仏閣」や「花鳥諷詠」が出てくる。どう「超える」かの問題や、現実に関わらない「超え方」があるのかどうかは別にして、そういうふうに願って作られる作品があり、そういう作品に惹かれる読者が多いこともまた事実である。いわゆる文人俳句といわれるものや詩人がみずから作る俳句の多くもまたこの類である。
自己表現における「私」と言葉とのぎりぎりの格闘に緊張を強いられてきた人は、俳句に「私」を離れた「諷詠」を求めたいのかもしれない。作者は生粋の「俳人」。世を捨てる「俳」の在り方に「普遍」を重ねてみている。句意は明瞭。『季別季語辞典』(2002)所載。
(今井 聖)

【「『増殖する俳句歳時記』(検索エンジン」より転載】



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※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)3月19日(水)より転載】

 ■※わが友に贈る※■


 夜間の事件・事故に
 くれぐれも注意!
 女子部・婦人部は
 「10帰運動」の厳守を!
 周囲も配慮を忘れるな。

     3月19日(水)



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   ■※名字の言※■


(3/19)
 東京のある区で、ヤング男子部が「○○と仏法」という集いを開いている



○○に入るのは登壇者の職業だ。信仰に励むことが“社会で勝つ”ことに、どう結びつくか。それを、男子部員が自分自身の実証を通して語る。これまでに8回、「ゼネコンと仏法」「特許事務と仏法」などの題で行われ、ためしに聞きに来て、後日、入会する青年も現れたという



社会人2年目の友は「人材派遣業と仏法」をテーマに発表していた。登録スタッフと企業、双方の希望と状況を聞き、将来まで考え抜いてベストの組み合わせを導き出す。「求められるのは、相手の立場に立つ心。それを教えてくれたのは、とことん部員さんに関わっていく学会活動でした」。部署随一の業績を収める彼の一言一言は、“信心即社会”の手応えと喜びに満ちていた



東京大学の市川裕教授は、小説『新・人間革命』につづられる体験について「ある人の勝利の体験を、次世代の後継者たちが確かに受け継いでいく」「これが世界中で起こっている創価学会の未聞の“実験”の結果」と評価する



一人の体験は、それを語ることで、他者の励みへと価値を広げる。ここに同志と歩むありがたさがある。私のきょうの前進が、やがてあしたの友の希望となる。(険)



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3月18日(火)のつぶやき

2014年03月19日 01時41分08秒 | 北斗七星