【魔都見聞録】今更ながら、朝日新聞の嘘ばかり[桜H26/3/10]
☆雲雀/今日の俳句☆
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2014年(平成26年)3月11日(火)
○ パンダ発見の日
1869年のこの日、中国・四川省の民家で、伝道中のフランス人神父アルマン・ダヴィドが、白と黒の奇妙な熊の毛皮を見せられた。これが、西洋でパンダが知られるきっかけとなった。
ダヴィドはパンダのレプリカ標本をパリの自然歴史博物館に送り、その1年後の1870年に、研究を進めたミレー・エドワードが、Ailaropoda-mlanoleucaという学名を附けた。
○ コラムの日
1751年のこの日、イギリスの新聞『ロンドン・アドバイザー リテラリー・ガゼット』が、世界初のコラムの連載を始めた。
【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
http://www.nnh.to/03/09.html
■※今日の俳句※■
海よりの風強し雲雀高くあり
高柳重信
揚雲雀母校はいまも山を背に
藤岡筑邨
漬物で茶を飲んでをり揚雲雀
大西八洲雄
■ 【季語・解説】
※ 雲雀→揚雲雀・落雲雀・初雲雀・朝雲雀。夕雲雀・雲雀籠・ひめひな鳥・告天子・叫天子。
鳥のなかでも、日本人の心をところから、ひきつけるひばりで、古来数多く詠まれてきた。
ひとたび春の空へ舞いあがると、終日空に囀っているかのごとく見えるが、不意に急降下してくるところから、揚雲雀といい、落雲雀という。
とくに麦畑に巣をつくるところから、ひばりといえば麦畑のイメージが強い。
麦と麦の間にわからないように巣を造っている。
【「現代俳句歳時記/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】
※ 〈揚雲雀二本松少年隊ありき 川崎展宏〉
季語は「揚雲雀(あげひばり)」で春。鳴きながら、雲雀がどこまでも真っすぐに上がっていく。のどかな雰囲気のなかで、作者はかつてこの地(現在の福島県二本松市)に戦争(戊辰戦争)があり、子どもたちまでもが戦って死んだ史実を思っている。この種の明暗の対比は、俳句ではよく見られる手法だ。
掲句の場合は「明」を天に舞い上がる雲雀とすることで、死んだ子どもらの魂が共に昇華していくようにとの祈りに重ね合わせている。戊辰戦争での「少年隊」といえば、会津の「白虎隊」がよく知られているが、彼らの死は自刃によるものであった。対して「二本松少年隊」は、戦って死んだ。戦死である。
いずれにしても悲劇には違いないけれど、二本松の場合には、十二、三歳の子どもまでが何人も加わっていたので、より以上のやりきれなさが残る。鳥羽伏見で勝利を収めた薩長の新政府軍は、東北へ進撃。奥羽越列藩同盟に名前を連ねた二本松藩も、当然迎え撃つことになるわけだが、もはや城を守ろうにも兵力がなかった。
それまでに東北各地の戦線の応援のために、主力を出すことを余儀なくされていたからだ。そこで藩は、城下に残っていた十二歳から十七歳の志願した少年六十余名を集めて、対抗させたのである。まさに、大人と子どもの戦いだった。戦闘は、わずか二時間ほどで決着がついたと言われている。『観音』(1982)所収。
(清水哲男)
【「『増殖する俳句歳時記』(検索エンジン)」より転載】
http://kensaku.ritlweb.com/
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※わが友に贈る/今週のことば/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)3月11日(火)より転載】
http://www.seikyoonline.jp/index.html
■※わが友に贈る※■
苦楽を共にする
同志こそ無上の宝!
互いに励まし
支え合いながら
勝利の山へ挑みゆけ!
3月11日
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■※名字の言※■
(3/11)
東日本大震災から3年がたった。だが、原発事故の影響で、今も立ち入りに制限がかかる区域内の会館の一室には、2011年3月のカレンダーが張られ、時計の針は2時46分を指したまま。時は流れても、進まないものもある
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それだけに、復興へ歩む友を取材するたび、胸が熱くなる。再起への第一歩を踏み出した勇気、きょうまで流した涙、負けない決心の深さは、いかばかりか、と
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宮城県の、ある壮年部員は走り続けている。彼は大震災による津波で、当時19歳の娘を失った。昨夏、ジョギングの愛好が高じて、2020年の東京五輪の際に聖火を運ぶコースを想定した、被災地1000キロを南下するリレーに出場。彼が走った区間は、娘が最後にいた地域だった
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走ることは使命に昇華した。「6年後の聖火リレーで再び、同じコースを走り、娘に父の雄姿を見せたい」。彼の手元に、娘が15歳の時に書いた「5年後の私へ」と題した手紙がある。そこには、「今、あなたは夢に向かって努力していますか?」と。受け取るはずだった20歳の娘の代わりに、彼がその言葉を受け止める
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復興への歩みは、自分の歩幅でいい。人と比べる必要もない。試練に屈せず走る同志に、伴走し続ける一人でありたい。(代)
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