名字の言
【「聖教新聞」平成24年8月19日(日)より転載
・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:゜★゜
(8/19)
夫の後を継ぎ、男子部員の息子と共に「無冠の友」(本紙配達員)となった婦人部員。
2人の話に襟を正した
▼
ある日、決して頑健ではない夫が、配達員を買って出た。
日々、壮健になっていく姿が頼もしかった。
後年、仕事の都合で配達を続けられなくなった夫の後任に。
無冠の使命を実感する中で分かったことがある。
「夫は配達することで健康になったのではない。
“広布のため、同志のために、きょうも新聞を届ける”という使命を全うするために、祈り、鍛えて、健康を勝ち取ったんだ」
▼
息子の男子部員は、腕の立つ婦人服の作り手だったが、昨年の「3・11」の影響でリストラに。
“なぜだ。活躍の舞台は、もっと広がるはずだったのに”。
心は不条理な現実に翻弄されるばかり
▼
だが、祈る中で変わっていった。
“今は大きな一歩を踏みだすために、信心の基盤を固める時だ”。
毎朝の配達の一歩一歩に込める使命感が深まり、感謝の思いでいっぱいになった。
彼は今夏、希望通りの再就職を勝ち取った
▼
無冠の友の思いも一緒にのせて、日々届けられる本紙。
心は見えないが、そこに聖教の最大の宝がある。
暦は秋でも、暑い日が続く。
配達員全員の健康と無事故を祈り、紙面の充実に励みたい。 (城)
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【「聖教新聞」平成24年8月19日(日)より転載
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(8/19)
夫の後を継ぎ、男子部員の息子と共に「無冠の友」(本紙配達員)となった婦人部員。
2人の話に襟を正した
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ある日、決して頑健ではない夫が、配達員を買って出た。
日々、壮健になっていく姿が頼もしかった。
後年、仕事の都合で配達を続けられなくなった夫の後任に。
無冠の使命を実感する中で分かったことがある。
「夫は配達することで健康になったのではない。
“広布のため、同志のために、きょうも新聞を届ける”という使命を全うするために、祈り、鍛えて、健康を勝ち取ったんだ」
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息子の男子部員は、腕の立つ婦人服の作り手だったが、昨年の「3・11」の影響でリストラに。
“なぜだ。活躍の舞台は、もっと広がるはずだったのに”。
心は不条理な現実に翻弄されるばかり
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だが、祈る中で変わっていった。
“今は大きな一歩を踏みだすために、信心の基盤を固める時だ”。
毎朝の配達の一歩一歩に込める使命感が深まり、感謝の思いでいっぱいになった。
彼は今夏、希望通りの再就職を勝ち取った
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無冠の友の思いも一緒にのせて、日々届けられる本紙。
心は見えないが、そこに聖教の最大の宝がある。
暦は秋でも、暑い日が続く。
配達員全員の健康と無事故を祈り、紙面の充実に励みたい。 (城)
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