和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

厚田(五十)小説「新 ・人間革命」

2012年08月13日 08時09分44秒 | 今日の俳句
    小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2012年 (平成24年)8月13日(月)より転載】


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厚田50(8/13)
 漆原芳子は、病を克服しようと、懸命に信心に励んだ。
すると、入会三カ月余りで、職場に復帰することができた。

 その直前、あの「小樽問答」が行われた。
彼女も、この法論を傍聴した。
山本伸一の司会第一声から相手の誤りを突き、学会が大勝利を収めたのである。

 それを、つぶさに見た彼女は、学会の信心に、ますます強い確信をもった。
その喜びが、さらに芳子を活動に駆り立てていった。

 実は、彼女には、自身や家族の病の克服以外にも、なんとしても知りたい、一つのテーマがあった。
“自分はなぜ、あの日、「洞爺丸」に乗らずに救われたのか。
それは、どんな意味があるのか”ということであった。

 “もし、「洞爺丸」に乗っていれば、私も死んでいたにちがいない。生死を分けたのは、東京行きを止めるように諭す母の言葉であった。
でも、それでも行くと、私が強く主張していたら、母は認めていただろう……”
 偶然といえば、偶然のようにも思えた。
しかし、人生が、すべて偶然で決まってしまうならば、努力することさえ、空しくなってしまう。
彼女は、心の底から納得し、生命で実感できる、確かな回答を仏法に求めた。

 しかし、職場復帰を果たした彼女は、仕事に追われ、学会活動を終えると、疲れ切ってしまい、教学に取り組むことができなかった。
任用試験も不合格に終わってしまった。

 一九五六年(昭和三十一年)八月、北海道に、旭川、札幌、小樽、函館の四支部が誕生する。
この時、芳子は、函館支部の女子部の責任者に任命された。

 “自分に、役職を全うできるだろうか”という不安も感じたが、彼女は、心に決めていたことがあった。
それは、“何があろうと、広宣流布の活動からは逃げない”ということであった。
“引っ込み思案”である自分の性格を変えたかったからである。

 自分の弱点は何かを見つめ、そこに挑戦していこうと一歩を踏みだすことから、人間革命が始まるのである。



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聖教新聞/名字の言

2012年08月13日 06時57分35秒 | 今日の俳句
     名字の言

【「聖教新聞」平成24年8月13日(月)より転載


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(8/13)
 先月の創価ファミリー大会で、創価大学工学部のロボット「SOBIT」が喝采を浴びていた。
中継会場では、うつむき加減だった未来部員まで画面に釘付けに。
どうやらロボットには、時代を問わず、子どもの心をつかむ力があるようだ



60年前、手塚治虫氏は漫画「鉄腕アトム」の連載を始めた。
10万馬力の少年ロボットの活躍は、多くの子どもを夢中にさせた。
だが、アトムのエネルギー源は原子力。妹はウラン。
コバルトという友人もいた。
いずれも放射性元素の名だ。
広島、長崎が被爆して間もない頃である。
そこに、どんな意図があったのか



手塚氏は「“生命の尊厳”を常にテーマに」描いたと述べている(『ガラスの地球を救え』光文社刊)。
だから作品の中で、ロボットのアトムに心を持たせ、よく悩ませた。
対人関係、善悪の葛藤……。そこから“心なき科学の暴走を許すな”とのメッセージが読みとれる



一方、人間が人間性を失い、まるでロボットになって暴力に突き進むのが「戦争」だ。
悲劇を招く“人間のロボット化”だけは断固、防がなくてはならない



科学は進歩する。
それをしのぐ勢いで、人間も進歩することだ。
地域へ、社会へ、未来へ、平和の心を発信する、対話の夏にしよう。            (誠)



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秋近し/今朝の俳句・No.1009

2012年08月13日 06時32分40秒 | 今日の俳句
秋近し/今朝の俳句・2012年(平成24年)8月13日(月)

〓〓〓〓第1009号〓〓〓〓〓〓
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■ 月遅れ盆迎え火
本来は旧暦7月13日であるが、明治の改暦後は、多くの地域で月遅れの8月13日に行われる。
お盆に先祖の霊を迎え入れるため野火をたく。

■ 函館夜景の日
函館出身の大学生の投書がきっかけで、函館夜景の日実行委員会(函館青年会議所・函館観光協会等)が1991年から実施。
「や(8)けい(K=トランプの13)」の語呂合せ。

■ 俳人・渡邊水巴 の1946年の忌日。
◆渡辺水巴(わたなべすいは 1882年明治15年6月16日~1946年昭和21年8月13日) 64歳 本名 義 東京浅草生 鳴雪・虚子に師事 俳句を専業とする俳人でホトトギスを代表する作家


 産着着てはやも家族や蝉涼し
     水巴     

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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〓〓〓〓今朝の俳句〓〓〓〓〓

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 秋ちかき心の寄(よる)や四畳半
      松尾 芭蕉


 秋近し黄な斑(むら)出来て葉鶏頭
      長谷川かな女


 瑠璃色の海を秋待つ心とし
      細見 綾子



※ 秋近し→秋を待つ・秋隣・秋の隣・秋の境・秋迫る・来ぬ秋
      
      
     

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〓〓〓わが友に贈る/寸鉄〓〓〓

【「聖教新聞」2012年(平成24年)8月13日(月)より転載】        

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〓〓〓〓わが友に贈る〓〓〓〓


 海や山など

 夏の事故には

 細心の注意を!

 油断を排し

 充実の時を送れ!


    ☆8月13日☆


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〓〓〓〓寸 鉄〓〓〓〓〓〓〓

池田先生は人間主義と博愛精神を体現ー中国学長。共生の哲理を世界が希求



アメリカ創価大学に12期生が入学。学問に徹し抜け!人類貢献の指導者に



晴れの「葛飾女性の日」。「勝つしかない」と師弟の誓い。希望の陳列を拡大



大人の父は子どもなりー詩人(ワーズワース)。子育ては自分磨きだ。未来部と共に大成長



金狙い日顕宗“故人は塔婆を持っている”と。御書にない邪説。脱講者続出



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8月12日(日)のつぶやき

2012年08月13日 01時34分39秒 | 御書
06:35 from Keitai Web
夏の果/今朝の俳句・2012年(平成24年)8月12日(日)〓〓〓〓第1008号〓〓〓〓〓〓 bn.merumo.ne.jp/backno/listVie…

06:47 from Keitai Web
夏の果/今朝の俳句・No.1008 blog.livedoor.jp/kouki11012wai/…

06:51 from Keitai Web
     名字の言【「聖教新聞」平成24年8月12日(日)より転載m.seikyoonline.jp

06:52 from Keitai Web
聖教新聞/名字の言 blog.livedoor.jp/kouki11012wai/…

13:35 from Keitai Web
「韓国の李明博大統領、竹島を訪問。今年12月の大統領選挙対策にしてもやり過ぎだ、未来に展望があるのだろうか」 blog.livedoor.jp/shugiin08846/a…

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