それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

もいわ福祉のまち本

2013年06月12日 | 再開(地域と地域活動)

札幌市全体の高齢化率は平成24年で21%だったが10年前は15%だった。
藻岩地区では10年前が18%で、去年は27%だった。
高齢化の進度が高い。札幌に息子たちが働いていて、地方の
医療介護に不安を持つ高齢者が、札幌に越してくるのも一因だろう。

我が家の属する町内会の班の数は29班あり、したがって
班長さんは29人いるのだが、独居の老人も多くなって、班長はおろか
回覧板も隣家に回すのが大変な人が多くなっている。

だから数年前から、当町内会では札幌市の広報誌は、回覧板に
添付せずに、業者委託(所謂、ポスティング)している。
町内会で配布すれば、市から助成金が出るのだが。。。

 

そんなわけで、連合町内会では札幌市の協力の下、約50ページ、
A5版大の福祉に関する冊子を発行した。

必ずしも高齢者専用の冊子ではなくて、児童、障害者などを含む
包括的な情報冊子である。

札幌のある区で、障害を持つ姉が生活保護の相談に区役所に行ったが、
どういう理由なのか門前払い。 その後、二人とも餓死していたのが
発見され、全国的にも大きな問題となった。
それに対処する【自己満足的】な冊子なのかも知れない。
冊子の発行は、如何にも役人が考えつきそうなものだ。

どんな施設がどこにあるとか、福祉に関する用語辞典とか、
予防ケアプランの説明とか、成年後見人制度の説明等、
藻岩地区にかかる福祉の詳細を網羅している。

これを9,500部印刷。全戸配布した。
ぜひ地区住民には、十分に活用してほしいものだ。

そう言う自分も詳しく読んでないのだが、大体のところ、包括支援センターの
ケアマネージャーと相談すると、スムーズに事が進むので。。。