それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

択捉島(エトロフ)が電力制限

2006年03月27日 | 雑記

北方四島のなかで、択捉島と国後島(クナシリ)は大きいのです。もう二つの歯舞、色丹はどうでもいい小ささです。この小さい二つを日本に返還して、領土問題を決着させようと考えているのが、プーチンです。

それはともかく、また択捉で、発電用の重油が200リットルほど流出して、電気が制限されているそうです。たったの200リットルの流出で、制限。備蓄は4日分しかないそうです。

しかも場所は同島の中心、紗那(シャナ、ロシア名:クリリスク)です。積雪の重みが原因で、送油管が破損したのです。

もともと北方四島はロシアにとっても辺境の地。産業は漁業のみ。冷戦時代に、日本の領土返還要求に対抗するために、高給でモスクワから人を送りこんではみたものの、開発が進まない。重荷になっている地域です。

極寒の地だというのに、慢性的に電力は不足。そもそも舗装道路がないというのですから、信じられません。

お金の価値はいろいろですが、例えば、何兆円か出して、四島を買い取るような提案はできないものでしょうかねぇ。現実的に解決しないと、国の威信なんてことばかりでは、進むものも進まない。現に居住しているロシア人は例えば100年間、居住を保証するとか。。。

四島のロシア人は北海道の人以上に経済的に困っています。戦後60年以上が経ちました。