ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート62 日本列島人のルーツは『アフリカ高地湖水地方』」の紹介

2021-03-16 18:07:25 | 日本文明
 はてなブログに「縄文ノート62 日本列島人のルーツは『アフリカ高地湖水地方』」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 縄文ヒョウタンの原産地が西アフリカのニジェール川流域であることから始まり、「イネ科植物のマザーイネ西アフリカ起源説」「日本語の『主語-目的語-動詞』言語エチオピア起源説」を考えてきました。
 そこで「世界ふしぎ発見」など、ナイル源流、岩塩、大地溝帯、高原・平原の2種類の猿、キリスト教などエチオピアをテーマにしたテレビ番組をよく見るのですが、肌の色は違っても中には日本人にそっくりな顔つきの人たちがいてびっくりしたものです。
 ここから、直感的に私は人類は数万年もの間、アフリカにいた時にすでにDNAの多様化を生じ、それから世界各地に数万年かけて何段かに分かれて広がったのではないか、という「人DANのるつぼ」「人DAN爆発」アフリカ仮説を考えるようになりました。縄文人は東アジアで分岐して日本列島に来たのではなく、アフリカですでに分岐し、アジアで諸文化を吸収しながら日本列島にきたのではないか、という直感です。
 一般的に生物の50~80%が熱帯雨林にいるという生物多様性からみて、赤道近くの強い太陽光は多様な植物を育て、それを食べる多様な動物を生み出し、その一部である人間もまたDNAの突然変異による多様化を生じた可能性があります。人類はアフリカの熱帯雨林で猿から類人猿、原人、旧人、現生人類(ホモサピエンス)へと進化をたどるとともに、数万年かけて人DNAや言語・生活・文化などを多様化し、それぞれが出アフリカを果たし、さらに各地の環境変化に応じてDNAの多様化を起こした、というのが私の人類拡散の仮説です。
 白人中心史観・西洋中心史観ウイルスに感染していない素人として、「私たちはみんなアフリカ生まれの黒人であった」という原点から人類史をたどってみませんか?
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としては、「スサノオ・大国主の八百万神信仰の世界遺産登録が可能か?」という視点から、人類史との関係を見ていただければ幸いです。雛元昌弘








□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/