はてなブログに「縄文ノート158 ピラミッド人工神山説:吉野作治氏のピラミッド太陽塔説批判」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
TBSの12月4日の「ピラミッドの真実!5000年の封印を破る鍵は太陽の船と科学とツタンカーメン」をやっと見ました。
果敢にエジプトで発掘を続けた吉村作治早大名誉教授は昔から大好きな学者ですが、氏の「ピラミッド王墓説」批判には賛成ですが、氏の「ピラミッド太陽塔説:太陽パワー塔説」「ピラミッド日本伝播説」を批判し、「ピラミッド人工神山説:神山天神信仰説:ピラミッド神名火山(神那霊山)説」「三角文の神山信仰アフリカ起源説」をまとめました。
神山信仰と人工の神山・ピラミッドの世界への伝播は、熱帯のアフリカで魂魄分離(魂と死体の分離)宗教思想と死者の霊(ひ)(魂)が天に昇り降りてくるという天神宗教が生まれ、さらに万年雪を抱く活火山から死者の霊(ひ)(魂)が天に昇るという神山信仰(神名火山(神那霊山)信仰)となりエジプトやメソポタミア、インダス、中国、さらには日本列島、アメリカ大陸など世界各地に伝わり、さらには天に向かって伸びる人工のピラミッドやジッグラト、神木(神籬=霊洩木)、神塔などが建設され、天と地を結ぶ龍神や雷神・水神・神使信仰が生まれたと私は考えています。
私は大国主の八百万神信仰の神名火山(神那霊山)崇拝と出雲大社のルーツが縄文時代に遡り、さらにアフリカにルーツを持つと考えており、本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、世界遺産登録を視野に入れながら世界的な視野で検討する参考にしていただければと思います。 雛元昌弘
□参考□
<本>
『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)
2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)
2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)
2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)
2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)
2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)
2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)
2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)
2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)
2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)
<ブログ>
ヒナフキンの古代史メモ http://blog.livedoor.jp/hohito/
ヒナフキンの邪馬台国ノート http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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