ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート186 『海人族縄文文明』の世界遺産登録へ」の紹介

2024-03-02 15:56:56 | 日本文明

 はてなブログに「縄文ノート186 『海人族縄文文明』の世界遺産登録へ」をアップしましたので紹介します。https://hinafkin.hatenablog.com/

 能登半島地震の観光支援として、「『海人族縄文文明』の世界遺産登録」の提案をまとめてみました。

 また、来年の2025年には「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとした大阪万博が開かれますが、この機会に再び岡本太郎氏の「縄文に帰れ」「本土が沖縄に復帰するのだ」を考えてみるのはどうでしょうか? 私は2025大坂維新万博よりも、縄文文明の世界遺産登録の方が、はるかに文化的・経済的効果は高く、人類史に与える影響は大きいと考えています。

 ちなみに、西アフリカ原産のヒョウタンなどが発見された鳥浜貝塚遺跡、ウッドサークルなどがある能登町の真脇遺跡、火焔型土器の馬高・笹山遺跡などは私の縄文遺跡ランキングでは5位以内に入るいずれも貴重な遺跡であり、全世界の人たちに是非とも見て欲しい遺跡です。

 スサノオ・大国主建国は縄文海人族の海洋交易文明の延長上にあるとともに、母系制社会の妻問夫招婚による平和な「百余国」の統合であり、霊(ひ:祖先霊)信仰の神名火山(神那霊山)崇拝や神籬(霊洩木)崇拝、巨木建築などはアフリカをルーツとした1万数千年の縄文文化・文明を受け継いだものであり、本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても縄文時代に遡った検討が重要と考えています。

そして全世界に普遍的に存在した母系制社会の霊(ひ)・霊継(ひつぎ)信仰の「八百万神神道」の世界遺産登録を是非とも進め、宗教戦争のない世界平和に貢献すべきと考えています。

「弥生人(中国人・朝鮮人)征服史観」ではない、「縄文人自立・内発的発展史観」によるスサノオ・大国主建国論の研究を若い世代のみなさんに期待したいと思います。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

 ・『奥の奥読み奥の細道』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

 ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina

 帆人の古代史メモ          http://blog.livedoor.jp/hohito/

 ヒナフキンの邪馬台国ノート      http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

 霊(ひ)の国の古事記論       http://hinakoku.blog100.fc2.com/



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