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馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

歩く人と車を使う人の違い

2018-12-18 03:46:40 | 首都散策・風景・冬期

何時か

隣の夜逃げは土曜日の深夜から月曜日の夜も留守で
火曜日の夜あたりこっそり戻ってくるのだろう

どうせ旦那は仕事がなく一日中ゲームばかりして遊んでいる
実家に居座って留守を決めようが生活には影響を及ぼさない

モンゴル人は約束してその約束が気に入らなきゃ
携帯電話を切るか居留守を使う

日本のように断る事が苦手のようである

    遊び場所として最高


子供を遊ばせてストレス解散が目的なのだが彼らは
彼らで別の事を考えていたようである

私の目的が別にあると考え違いをしている

昔からモンゴル人は謝ったり自己の負い目には
頑なに無言を通す力を養っている

絶対に謝らないし間違いを認めない

日本だと悪い悪くないの前に
先ず謝罪をして話し合いをはじめて決着する

落としどころといういう事である

モンゴルも白人社会も謝らない
謝るという事は100%自己に責任が有る事になってしまう

日本と外国の一番に違いは此処である
教育の違いも有る

外国の教育は国内だけでなく海外で役立つ教育を行う
日本は海外で活躍する人材教育ではなく国内専用教育

役立つだろう

    

モンゴルの義務教育は精々、日本の中学程度の教育である
国内は経済の遅れとロシアの低義務教育制度で考える教育をしていない

電話を切ったり音信不通になればそれでその場しのぎが許される制度である
日本のようにこれこれしかじかで出来なくなった・・行けなくなった

約束を実行できなくなったという事を教育されていない
あくまで居留守を使うか嵐の過ぎるのを無言で過ごすかの生き方

信用とか信頼関係とは無縁の世界である
約束は反故にされソリ遊びは永遠に果たされなくなった

午後1時半過ぎには

  

自宅で1時間ほど雑用を済まし散歩へ出かけることにした
窓から石炭貨車が通過する

火力発電所は忙しい

水が氷上を

    

午前中、氷上はソリ遊びに最高の状態だったが
1時45分頃、散歩がてら様子を見に行くと

氷上は一変していた

氷上に水が溢れ出しており氷が水浸し
これじゃソリ遊びどころじゃない

そのまま3地区へ散歩に出かけた

午後4時には

    

午後4時頃、散歩から鉄橋まで戻ってきたら
勢いよく水が流れている

水の浸食は鉄橋傍まで迫ってきていた

午前中二時間がソリ遊びに適した時間だったことが判明する
これが歩く人の柔軟な知恵と生活範囲での地域情報である

車移動をしている人では得られない貴重な情報である
私が現地人より土地勘が有るというのはこの事である

鉄橋まで

    

鉄橋から河川敷へ降りて歩いて上流方向へ登っていくと
何十メートルも歩かないで水浸しになった氷上で足止めに遭う

手前の白い氷上が限界地点
周りは水浸しで歩けなくなっている

極限地帯の事情は面白い現象を経験させてくれる
日本だと一気に水で孤立し事故に遭遇するが

酷寒地域の水の浸食は火山のマグマの流れに似ていて
浸食もジワジワと迫りくる勢いである

マイナス14度以上の寒さでは水の流れは寒さで水の流れが
途中で止まり氷になる事が有る

それが段差になり次に水が流れてくると
低い場所へ水は流れを変える

モンゴルの冬は自然科学を生でリアルタイムに学べる
素晴らしい環境なのである

自然科学に興味のある子供には
生きた自然実験室である

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