馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

野良公にも正月が

2015-02-23 00:19:56 | 犬・番犬・野良犬・狼

偶然か!

今日も寒い!ひるまで太陽が出ているにも関らず!マイナス20度近い外気温度
早めに家を出て散歩を切り上げる!人通りもなく住宅街も人の声がしない

そんな住宅街で面白いものを発見!日本で言えば重箱でお土産という情景!
モンゴルは移動民族で各家庭は日本のような重箱や折り箱など準備していない

何千年と草を求めて三ヶ月に一度の割合で移動するから何時でも身軽な家財道具
定住で何でも溜め込む日本とは事情が違う事を理解していただきた

きっと上司か親族の家に挨拶に行きお土産に食べ物を持たされたのだろう(私の想像である)

私も挨拶に行くと帰り際、お土産として準備されるが私は外国人で食べないからと断る
現地人は失礼に当たるから頂くのだろう!入れられた箱と相手側の関係だろう 

                   
市民の優しさか

私が思うには箱ではないかと直接じゃなくラップかビニールの上にお土産を入れていれば
頂いた方も自宅で美味しく召し上がるだろうが箱に直接じゃ(靴箱・その他)

見ればお土産の入れ方は丁寧に入れられている、それをそのまま置いて行くのだから
勿体無い!そこで私はこの場所を一旦、通り過ぎて野良の子犬がカーシートで日向ぼっこ中

写真を撮らしてくれたのでお礼に先ほどのお土産を食べさせようと考えていたら親犬が
やってきた!仕方ない、此処は強いものの順番である親を連れて行くと喜んで食べた

正月から縁起がいいではないが美味しいものだけ食べて、次に子犬に食べさせる
黒い雑種が匂いを嗅ぎつけてやってきた、強さの順番がある、私が居る間クロ犬は
餌を食べることができなかった 

                   
私も此の頃は理解者

餌を食べていても自然界や野良公にも順序・序列があり私がそれを弄っても所詮!
裏に廻れば私が可愛がった序列の低い犬は殺されるか食べた物を吐き戻され強い
犬に食べられるという事を見てしまった、犬の世界にもルールがある

だから私は可哀想でも順番や序列を弄らないようにしている、親犬は子犬に与える
餌を吐き戻して食べさせる!序列の低い犬は強い犬が腹を空かせていると食べ物を
吐いて食べさせるか食われる仕組みになっている、正月早々、嫌な生地で御免! 

              

観察していると茶クロの子供なのか、子犬に食べさせた雑種のクロは後方で順番待ち
私が居る間は食べさせてもらえる事はなかった、寒さと観察を諦め私は帰宅に向かった

それにしてもよくある光景である!私もこんな箱に入れられてお土産頂いても食べる気持には
なれない、親子関係ならいざ知らず!どうせならビニール袋に入れてもらうとか!

胃の中に入れば同じだからね・・矢張り入れてくれた箱が原因だろう!上げた方は親切心
からでしょうが、箱に直接がね!せめてアルミ箔を敷くとかビニール袋を敷く・・ないんじゃ

そんな上品なものがあれば箱に詰めるか!私が見ても美味しそうな箱詰め物である
赤ピーマンの配置も大したものである、勿体無い!食べ物を粗末にする国で栄えた
例はない

喜んだのは野良公だ! 

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