ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

気になる、あの 言葉

2011-12-03 12:28:10 | Weblog

お久し振り。FBでしゃべくりまくってるもので、こちらがお留守に。
ず~~~っと気になってた、なってる、あの「人を許す」ってあれ。
なあに、この不遜な、上からの考え、もの言いは!

15才で、迷路に入り込んで、悩んで、絶望しかかったり、息苦しかった吾が人生行路。
ああ、良かった、みんなに起こりうる不思議な超感覚的な現象を体験して。
あの信じられない脳の働きを解説する、数え切れない肩書きを持つ苫米地英人が言う何やかや。それは、私の身に起こった不思議な現象は、特別な事ではなかったって。
そして、この2年間の集中勉強は心理学。
そこへ導かれた、あの脳天から全身を貫いた衝撃体験。(誰にも起こる至高体験)
勉強してても、そのまま信じ込まない、否、信じきれない「?????????ホントに?

全ては、私のために用意されたものと思えば何やら嬉しい楽しい。けれどもそれを咀嚼飲み込むには、そこから何を引き出すかという、一番大事な作業を伴うのよ。
時間をかければ得るものでもない、そう、正にひらめき。それを得るかどうかが、人生のこれからの行路を決める。
誰かの言葉を鵜呑みにして、信者になるなんて、自身の冒涜の何者でもないって、譲れないあたくしの信条。

人は、今考えてる事が大事で、それがその人の今の意志が決めるって思い込み。
それが、違うんだわ。そんなの氷山の一角と同じ、大した力はないって事!
その人が忘れた、思い出したくもない、いや~な体験。あるいは、ヒョイと思った、ったらいいなあって。それこそがその人の水先案内なのよ。
生まれてからこっち、浴びてきた言葉の数々。痛い体験。自分がつぶやいた(脳内で)言葉。それがその人を操ってるし、ふっと「こんなになったらいい」あるいはその反対。
脳みそは、その実現に向けて着々と手を打って行くのよ、本人の意識しない所でね。感情なんか斟酌しないで。

誰か(大体が親、あるいは連れ合い)から受けた苦痛は、いつまでもヒリヒリ痛い火傷としてその人を苦しめるのよ、形を変えて。そして、無意識になされる「江戸の敵は長崎で。

セルフカウンセリングをしたわ。ぎょっとした数々の炙り出される嫌な思い出。
でも、勇気を持って向き合ったわ、迷路からの脱出のために。
必ず、その思い出には相手が居る。憎い、怖い相手が。その時の自分にとって。

そして、
「許してあげるのよ」
だって?・・・・・冗談でしょ!そんなことなんか出来ない!絶対に!
その怖がってる、苦しがってるその時の自分に、言える?言えっこないじゃない!可愛そうに。怯えてるのよ。逃げたいって。逃げられないって。そんな可愛そうな傷だらけの自分に誰かを許すなんて力はない。

その残像を消さなくてはならない。もう遠い昔の記憶が、意識しない、したくない過去の強烈な思い出を消す唯一の方歩があるわ。ええ、私もした、消去法。

「辛かった、怖かった、逃げ出したかったね。でも、逃げられなかった。

でもね、よく辛抱したから、今こうして生きてられるのよ。ええ、本当に、つらかったね、

怖かったよねぇ。でも、そこで耐えてくれたから、今の私が居るってことなのよ。

もう、いいのよ、我慢しなくても。もう、大丈夫!あなたが耐えてくれたから今の私がいられ

るのだもの。私ってすごい!ね?ありがとう、歯を食いしばって耐えてくれて」

その幼かった、あるいは非力な自分。うずくまるしか方法がなかった自分は、幾つになっても

解放される時を待ってるのです。神様でも仏様でも、高邁な心理学者でもない、本人しか解き

放せない呪縛の強烈な鎖。

あなたが、人を心から、無条件に愛せないとしたら、あなたの心の底でうずくまって膝小僧を
抱えて涙してる自分がいることに気付いて下さい。そして、
「もう、大丈夫。ありがとう我慢してくれて」
って、言って上げて下さい。
原因がどうの、相手がどうの、なんか関係ないのです。ただただ、ぐっと歯を食いしばって、涙を流していた可愛そうな自分を、思いきり抱きしめて(意識上)、誉めてあげて。それが過去の苦痛から解き放たれる唯一の方法なのですから。

そうしたら、人は心から過去の亡霊に悩まされない独立した余裕のある自分に徐々に出会うでしょう。一進一退はあるとしても、必ず解放されます。そして、無意識に叩き込む、裏書も保証もない、唯一そう、「思うだけ」という揺るぎないあなたの夢や希望が、これからのあなたをその実現へ向けて連れて行ってくれます。ええ、必ず!

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