ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

夜桜・スペイン語・牡丹餅

2008-03-27 22:21:57 | Weblog
春休みのせいかどうか、全員なら10人のスサーナスペイン語クラス。
大体70~80%出席率のかなり真面目な私たちクラスメイト。
今日は、たった3人。どこかお花見に?
前もってお休みしますって言っていらした方々のほかにも。
いつもはコの字形に机を移動するけれど、今日は3人1列で充分。

チャンチャカチャンチャカ授業は進む。
「いつ? どこで? 誰が? どうした? なぜ? いくつ? どっち?」
「どこに住んでるの? ペットの名前は?今、そのペットはどこにいるの?」
「~だから~です」「~なので~ではありません」
会話の基本のフレーズを繰り返し繰り返し、名詞を変えて、状況を変えて。

途中で、小休憩。いつものように先生がおやつを出して下さって。こんな授業
なんて聞いた事ないわね。正にボランティアで、ご自分の正規のお仕事の後に
おやつまで用意して下さって、ぎっしり詰まった先生手ずからの資料は、頭が
下がる根気の要る作業の結果がバッグに。他にも参考書から提供されるそれは
あの手この手でレベルアップを考えて下さっているお気持ちに有り難いやら
申し訳ないやらなのです。

2時間がアッという間に過ぎ、濃い時間を味わってきました。覚えた?
聞かぬが桜(?)よ。今夜満開の桜だったから。
学習センターがあるそこは、桜ヶ丘という地名。その名にたがわず、古木が
ズラーッと、街路樹はもちろんのこと、あちらこちらに大枝を広げ、そこに
たっぷり開花した桜の花が、夜空に浮き上がって。夜桜は色っぽい。
外国人には理解の外の桜を恋うる私達日本人です。
今日の満開の桜を見て、ふっと思い出した
「俺は桜は嫌いだね、狂いそうな感じがするから」って言ってたタケシ。
そう、物狂おしい感じがする満開の桜です。

「花冷え」「花嵐」「花散らしの雨」等など。
桜の咲く頃の気候の変化は痛ましい。たった1週間しかない見頃愛で頃の桜は
最も美しい姿の短い時間を惜しむ、潔く散り行く姿に、はかない人生を重ねて
しまうからでしょうか?潔く散る姿に小気味よさ感じるのでしょうか?
どうせなら、ビニールシートではなく、せめて茣蓙(ござ)を敷き、朱塗りの
盃に花びらを浮かべ、行く春を惜しむ、そんなお花見なんていいですねぇ。

2回目の孫との対面。3ヶ月になる彼は、しっかりして、なんとか首を立てよう
としたり、顔中の筋肉を動かして、オーオー、口をあけたりすぼめたり。
すっかり赤ちゃんになってきました。生まれたてって、柔から過ぎます。
抱っこは出来ませんでした。壊れそうで。

1日1日を過ごして、彼は自分の人生を、歴史を創って行くのです。
その過程にいかほどの影響を与えられるでしょう。いつも「ありがとう」の
言える子に、人になりますように!言われる人より言える人の方がダントツに
偉いのです。それをこの祖母は教えましょう。ありがとうを心から誰にでも
言える人の人生に、暗雲なんてかかりようもないのです。それは自明です。
ですから、私は子どもも孫も、彼等に不安なんてこれっぽっちも持ちません。
極意を知っているのですから。・・・よかったでしょう?・・・・です。

物狂おしくなる桜の花に、ふと、「牡丹餅・・・ぼたもち」を作りたくなって、
もち米と小豆を買って帰ってきました。ごくわずか食紅を混ぜて、ピンクの
ご飯(もち米)も作ってみましょうか?中に餡を入れて、塩漬けした桜の葉っぱで
くるんで、桜餅なんてどうでしょう。明日は久し振りの牡丹餅作りです。
「おはぎ」は萩の花の咲く頃のそれを言います。牡丹には少し早い季節ですが、
春に作るそれは「ぼたもち」です。

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