◎ 本日のキャスト
マッキニィ・・・韓米ハーフアメリカ人、モルモン教宣教師
クリスチャンセン・・・カナダ人、 同上
ランguストン・・・アメリカ人、 同上
ノゲイラ・・・ブラジル人、 同上
3人の宣教師・・・アメリカ人、 同上
六会ミチコ・・・英会話教室クラスメイト
私・・・雀の学校の先生
「おはようございます。行きます」
「エ~ッ、もう、これなんだから~。わかったわ、じゃ、10時にホームで」
「オーケー」
小田原城見物。行くかどうかの返事が、予定していた日の朝のマッキニィ。
前回の鎌倉もそうだったわね。
対応の早さ、決断の早さは、人語に落ちない私よ。グダグダしない、言わない。
参加者は、いつもの英会話でお世話になっている宣教師達4人。
その後、同行希望の、ミチコサンへ電話。彼女もちょっとビックリ。
セニョール・ダンへ、
「雀の学校の先生よ本日は。行って来ます」
さあ、はじまりはじまり~~~。
相変わらず、制服(ダークスーツ)にネイムプレイトの彼等とミチコサンと。
この1団は、充分に人目をひく組み合わせで、並み居る乗客たちは、何となく
視線をこちらに。何しろ、怪しげな英語をしゃべる、2人の女。年齢差は親子
程と、日本語を頑張って話そうとする20才前後の外国人たちの言語バトルな
んですもの。
「マッキニィ、見てみて、オバサンたちばっかりよ、車内は」
「僕も思う事ありますね。オ~ッ、外人ばっかりって」
「変な外人。あなたも外人なのに?」
「ハイ」
「そういえば、私もオバサンだったわ。これと同じ感覚ね」
って、いうほど車内はオバサンたちのオンパレードよ。平和、幸せな日本ねえ。
小田原城に着きました。
何年ぶりかしら、来たのは。むか~し昔、ウチの宇宙人の友人達を車に乗せて、
三浦半島巡りのときに、立ち寄った以来。彼等が高校生のとき、ちなみにウチの
子たちは、同乗してなかったわねぇ。その頃から、息子の友人は私の友人なのよ、
今でもね。
なので、男の子たちって、ことさら意識もしないし、もちろん、なに人もなし。
ただ、宣教師の仕事(ボランティア)が終れば、それぞれの国に帰る彼等に、
日本の文化、歴史の一端に触れてもらいたいって事で、声をかけるのよ。
ノゲイラに、
「メンバーでもない、日本人が、こうやって遊びにいこう!なんてあった?」
「いいえ、ありません」
「いい、思い出にしてね。日本はどうだった?」
「いいですね。僕好きよ」
「これほどの国はそうそうないはずよ。又いらっしゃいね。日本語のお勉強もして」
「ハイ、又必ず来ます」
1月末にブラジルに帰るノゲイラ。
天守閣から、相模湾を一望して。お天気も良く、寒くもない絶好の行楽日和。
カナダのほぼ中央部にお家のあるクリスチャンセンは、海を見られて嬉しかったみたい。
地図上左方は、ロッキー山脈ですもの。海は縁遠いでしょう。
彼等は、城内に展示されている様々な「サムライ時代の物品」を、ものめずらしそうに
見ていたわ。何を心の内で感じていたかは、わからないけれど。英文の説明書を手に
してたから、気が向けば、いつの日か読むでしょう。
庭に下りてみれば、鎌倉で一緒だった、他地域の宣教師3人と会って、
「お久しぶり~。ところでユニフォームじゃないの?」
「はい、活動する事がありましたから」
彼等の服装は、私服。スポーツなど、体を動かす事があれば、それも可なんですって。
ジーンズにTシャツ姿は、どこにでもいる若者。
観光地によくある「お侍」「お姫様」の格好で、写真をパチリ。我等の宣教師はしな
かったけど、兜に刀姿になって、結構その気になった顔で、3人の若者は、写真に
おさまっていたわ。そして、宣教師全員も一緒になって、ハイ、パチリ!
今回も、遅い昼食に。バーミヤンで、上手にお箸を使う彼等。
コーヒーにやっとありついた私は、ホ~よ。彼等は、お茶もコーヒーも飲まないから、
「ちょっとコーヒーでも飲みましょうよ」
が言えないのが、彼等との同行のネックなのよ。
クリスチャンセンのお兄さんたち2人は、ロシアで布教活動をしたんですって。
かの国は、潜在的に「ロシア正教」があった国だから、日本人に理解されるよりは
ず~っと楽だと思うわ。しかし、家族の中で、何人も子ども達を宣教師として送り出す。
やっぱり、理解しあうって至難のことだわね。
帰りの電車でも、にわか英会話教室よ。
そして、「楽しんでもらえたかしら?」
「いいえ」とは言わない、言えないわね。
何事も、自己満足は、払いのけられないものだから、よかった事にしましょう。
いやあ~~~、い~いエクササイズの1日だったわ。こんなに歩いたのも鎌倉以来。
これは、彼等と出会えたからこそよ。今日も幸せレイコサンの1日でした。
☆ 本日の観光地・・・小田原城
マッキニィ・・・韓米ハーフアメリカ人、モルモン教宣教師
クリスチャンセン・・・カナダ人、 同上
ランguストン・・・アメリカ人、 同上
ノゲイラ・・・ブラジル人、 同上
3人の宣教師・・・アメリカ人、 同上
六会ミチコ・・・英会話教室クラスメイト
私・・・雀の学校の先生
「おはようございます。行きます」
「エ~ッ、もう、これなんだから~。わかったわ、じゃ、10時にホームで」
「オーケー」
小田原城見物。行くかどうかの返事が、予定していた日の朝のマッキニィ。
前回の鎌倉もそうだったわね。
対応の早さ、決断の早さは、人語に落ちない私よ。グダグダしない、言わない。
参加者は、いつもの英会話でお世話になっている宣教師達4人。
その後、同行希望の、ミチコサンへ電話。彼女もちょっとビックリ。
セニョール・ダンへ、
「雀の学校の先生よ本日は。行って来ます」
さあ、はじまりはじまり~~~。
相変わらず、制服(ダークスーツ)にネイムプレイトの彼等とミチコサンと。
この1団は、充分に人目をひく組み合わせで、並み居る乗客たちは、何となく
視線をこちらに。何しろ、怪しげな英語をしゃべる、2人の女。年齢差は親子
程と、日本語を頑張って話そうとする20才前後の外国人たちの言語バトルな
んですもの。
「マッキニィ、見てみて、オバサンたちばっかりよ、車内は」
「僕も思う事ありますね。オ~ッ、外人ばっかりって」
「変な外人。あなたも外人なのに?」
「ハイ」
「そういえば、私もオバサンだったわ。これと同じ感覚ね」
って、いうほど車内はオバサンたちのオンパレードよ。平和、幸せな日本ねえ。
小田原城に着きました。
何年ぶりかしら、来たのは。むか~し昔、ウチの宇宙人の友人達を車に乗せて、
三浦半島巡りのときに、立ち寄った以来。彼等が高校生のとき、ちなみにウチの
子たちは、同乗してなかったわねぇ。その頃から、息子の友人は私の友人なのよ、
今でもね。
なので、男の子たちって、ことさら意識もしないし、もちろん、なに人もなし。
ただ、宣教師の仕事(ボランティア)が終れば、それぞれの国に帰る彼等に、
日本の文化、歴史の一端に触れてもらいたいって事で、声をかけるのよ。
ノゲイラに、
「メンバーでもない、日本人が、こうやって遊びにいこう!なんてあった?」
「いいえ、ありません」
「いい、思い出にしてね。日本はどうだった?」
「いいですね。僕好きよ」
「これほどの国はそうそうないはずよ。又いらっしゃいね。日本語のお勉強もして」
「ハイ、又必ず来ます」
1月末にブラジルに帰るノゲイラ。
天守閣から、相模湾を一望して。お天気も良く、寒くもない絶好の行楽日和。
カナダのほぼ中央部にお家のあるクリスチャンセンは、海を見られて嬉しかったみたい。
地図上左方は、ロッキー山脈ですもの。海は縁遠いでしょう。
彼等は、城内に展示されている様々な「サムライ時代の物品」を、ものめずらしそうに
見ていたわ。何を心の内で感じていたかは、わからないけれど。英文の説明書を手に
してたから、気が向けば、いつの日か読むでしょう。
庭に下りてみれば、鎌倉で一緒だった、他地域の宣教師3人と会って、
「お久しぶり~。ところでユニフォームじゃないの?」
「はい、活動する事がありましたから」
彼等の服装は、私服。スポーツなど、体を動かす事があれば、それも可なんですって。
ジーンズにTシャツ姿は、どこにでもいる若者。
観光地によくある「お侍」「お姫様」の格好で、写真をパチリ。我等の宣教師はしな
かったけど、兜に刀姿になって、結構その気になった顔で、3人の若者は、写真に
おさまっていたわ。そして、宣教師全員も一緒になって、ハイ、パチリ!
今回も、遅い昼食に。バーミヤンで、上手にお箸を使う彼等。
コーヒーにやっとありついた私は、ホ~よ。彼等は、お茶もコーヒーも飲まないから、
「ちょっとコーヒーでも飲みましょうよ」
が言えないのが、彼等との同行のネックなのよ。
クリスチャンセンのお兄さんたち2人は、ロシアで布教活動をしたんですって。
かの国は、潜在的に「ロシア正教」があった国だから、日本人に理解されるよりは
ず~っと楽だと思うわ。しかし、家族の中で、何人も子ども達を宣教師として送り出す。
やっぱり、理解しあうって至難のことだわね。
帰りの電車でも、にわか英会話教室よ。
そして、「楽しんでもらえたかしら?」
「いいえ」とは言わない、言えないわね。
何事も、自己満足は、払いのけられないものだから、よかった事にしましょう。
いやあ~~~、い~いエクササイズの1日だったわ。こんなに歩いたのも鎌倉以来。
これは、彼等と出会えたからこそよ。今日も幸せレイコサンの1日でした。
☆ 本日の観光地・・・小田原城
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