ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

喝破!

2010-09-24 09:21:17 | Weblog
ごめ~ん遅くなって~~!って、秋が息せき切って走って来たような、
1日で10℃くらいも下降した外気。早や、2,3日前までの猛暑を忘れそうなほどね。
淑女(どこ~?どこにいるの~?)らしく、きちんと下着をつけて、長袖を着ます。
下着のような格好で街中を闊歩するあの、あの姿はダメなのです、あたくしは。

何もかも、ここ1線という踏ん張りどころをグジャグジャにして、何でもありって、
声高に主張する操り人の言いなりになって、自分を見失う人々(若者)。
どうしてそんなに操られたいのか、不思議でなりません。

スカートにスリップ。スラックスにはキャミソール。必ず着ける肌着。そして着る服。
ここ1線で踏みとどまるって、あたくしには美しく、その踏ん張る心意気が好もしく
思えるのです。
「エーッ、知らないの?流行よ」
こういう人とは、遠ざかるのが蚊帳の外の住人のルール。
浮世の動向に、なるべく鈍感でいたいってね。この誇り高き魔女は、誰かに操られない
のよ。操りもしないけれど。

ハマサキアユミのようなメイキャップ。男で眉毛をいじる。どちらも鏡の前では
絶対人様には見せられないアホ面よ。
なぜか、みんな自分が大っ嫌い。自分が嫌いな人は、絶対に(言い切っちゃう!)
心から他者を愛せない。だって、自分を好きな人は人真似に抵抗があるはずだもの。
そんな自分に対して失礼な振る舞いはしないのよ。
自分に向き会う事が怖い人が誰かに何かにすがる。

日本中セミナー開催、流行。
ふ~ん、で?
セミナー荒らし、そう。自分が嫌いだから、いっつも誰かの考え、意見を聞いて、
どこか偉くなったような錯覚を手に入れる。
けれども、ほとんど代わり映えのしない自分を見る。
高額なチケットで拝聴するのですもの、きっとタメになってる筈と自分へ言い聞かせる。
そして、次から次へ。又会いましたねなんて会話があちこちで。
なんだかやっぱり変な今の日本。
日本中、言葉が舞い踊ってるみたいよ。

読んでいて、思わず膝を叩いたユングの言葉。
「社会の中に身を置いていると、無意識にある意味では自分が思っている以上に悪い
人間なのである。なぜなら、個々人は、社会に担われていて、その分だけ自分の個人
的責任から解放されているから」
又、
「立派な人間ばかりが集まった大きなグループが、道徳と知性の点にかけては、
愚かで乱暴な動物に似てくることがある。すなわち、組織が大きくなればなるほど、
その組織の不道徳やバカさ加減は避けがたくなってくる」
ですって。
そう、だから、絶対に組織に入らないで生きてきたあたくし。
何やら、とてもタイムリー。1928年ユング58才の時発表「自我と無意識の関係」
ここで彼は言ってるのよ。時事には極力触れないようにしてるけど、あまりに今の
日本の話題にピッタリだったので、喝破したユングの説が正しいって、すごいでしょ?