ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

故郷は・・・

2008-03-19 18:37:51 | Weblog
朝9時過ぎ、早々宅急便。
最近はサインで済ます受領印。ぐっと重いそれは鹿児島県限定「篤姫の想ひ」、
芋焼酎の詰め合わせ。

先頃、初めてセニョール・ダンの同窓会(同僚・部下)で私もお会いした
あの方、この方の皆様。場所は「おが屋」。小さな隠れ家風そこは、ビジネス
社会で活躍してこられた、今なお真っ最中の殿方たちでいっぱい。貸切!
オー、オー、オー「やあ、久し振り!」「オー、元気?」なんだか動物園の
猛獣達の咆哮のような、久し振りの逢瀬に出てくる挨拶で始まり、グラス片手に
あっちへこっちへ旧交を温める方々。楽しそう~!

パーティのお手伝いも、途中から私もお仲間に入れていただいて。
ほとんどの方が、我が家のお客様でもあった方達なので、懐かしさは私も。
話はあっちへこっちへ。
鹿児島県出身の私へ、只今九州・福岡県でお仕事をなさってらっしゃる方が、
「篤姫って焼酎がありますから、奥さんへ贈らせてもらいます」
って。

ずらーっと並んだ酒蔵(焼酎)から漂う匂い。道を隔てた畑にはたばこの葉が。
遥か向こうに見える桜島。産卵時期に浜辺へ打ち寄せるボラの大群。
近所のオジサンが自転車に乗せてくれて浜辺へ。
「そろばんの玉」っていうコリコリした歯ざわりのボラのどこかの部位。
浜辺で、それを酢味噌につけて食べた、様々な思い出がいっぺんによみがえって。

 サツマイモから造る焼酎の匂いは、子どもの私には強烈で苦手でした。
今でも、ふかし芋、乾燥芋は好きではありません。強烈なあの匂いにつながるの
かもしれないからでしょうか。
けれども、やっと最近、芋焼酎に手が行くようになって(おが屋で)、その味が
楽しめるようになったところです。

アレはダメ、コレは嫌い、って、そういうのはとてもカッコ悪いって、思っている
私ですから、クリアしたことは、なんとなく嬉しいわぁって、一人悦に入ってるの
です。嗜好品ですし、個人の好悪は何ほどのこともないのですが、この世の中で
楽しめないモノ、コトがあるって、なんとなく釈然としないのです。
変な女ですね。
子どもの頃から「なんで?」「どうして?」「どうなってるの?」
を連発して、周りの大人を煩わせたものです。その名残は今でもあって、好奇心は
広範囲に及びます。でも、それが学問には決してつながらない浅い浅いものなので
すが、外国語を習得したいなんていうのも、その表れの何者でもないのです。

同国人同士がその言語をつかって話しているのを見ると、心底羨ましいって思って
しまうのです。
変な女ですね。
ですから、ある知人から最近、向学心がすごいねぇって、コメントを貰った時、
す~ぐ否定しました。その言葉の持つ漂う差別感が嫌いで。
面白くない事はやらない、続かない、です全て。
できれば、いいねぇ、楽しめる事があって って言って欲しい。

母を歯噛みさせた、競争意識皆無人間でした。下らない!ナンセンス!って。
ものすごい自意識過剰女の子でしたから、そのへんの人間と同列に置かれることが
たまらなく嫌いだったのです。同列上で競争?・・・バカ!
フフフ、今でもね。下らな~~~~い!って。マスコミなんかもう切り刻んでゴミ箱
へ捨てちゃってる女ですから、ああだ、こうだ なんて誰かが言ってることなんか、
無視!踊らされない、歯牙にもかけない自己の確立を成し遂げてる女ですよ。
でも、強烈・猛烈・飢餓状態上にいつもいる私です。何に?

 尊敬した~~い!人に思考に行動に出会いたい!という思いの中に生きています。

高学歴、高教育かも知れないけれど、低教養の人々は要らない!拒否!却下!無視!
シッシッシ 近寄るでない、よ。

「篤姫の想ひ」のロックをゆっくり飲みながら、鎖国から開国へ向かった歴史(人々
の動き)を思い、その大舞台で活躍した薩摩の漢(おとこ)達、その中で唯一の
紅一点薩摩おごじょのことでも味わいましょう。
誇り高き薩摩おごじょは、ヨカニセドン・・・いい男が好きなのです。
世界を語る、哲学を持っている男が好きです。アッこれは私が。
送り主のご好意を戴きます。ありがとうございました。
ええ、もちろん、受け取ったその手ですぐお礼状をしたためて投函しました。
これは ご好意に対する礼儀です。デジタルではいけません。人はその手を使わな
くてはなりません。心を込めて、ありがとうございました。