未来に繋がるタイガーマスク・・・

さて、皆さんももうご存知ですよね？　昨年の年末から話題になっている”タイガーマスク”。
４０代～５０代くらいなら、このニュースを聞いて、スグに”伊達直人”の理由が分かったのでは？
モチロン、私もスグに分かりましたよお～。小さい時にアニメで見てましたからあ～。
５０代の方は、漫画の方で読まれているかな？
ＴＶでは、タイガーマスクの話しをかなり簡単に説明してるから、ちょっと不満だった私。
正確には、こんな内容↓です
　【タイガーマスク】
　　１９６８～７１年まで少年漫画雑誌「ぼくら」「ぼくらマガジン」「少年マガジン」などで連載された
　　梶原一騎原作、辻なおき作画の漫画。
　　孤児だった主人公伊達直人が、悪役レスラー養成機関「虎の穴」に入り、覆面プロレスラーとして活躍する。
　　伊達は孤児の生活を助けようと自分が育った児童養護施設「ちびっ子ハウス」に、
　　本来は「虎の穴」へ納めるべき上納金を寄付。
　　伊達を裏切り者とみなした「虎の穴」が放つ刺客と数々の死闘を繰り広げる。
大事なのは、「虎の穴」を裏切ってまで寄付してるトコなのよお～～～～
だから、タイガーマスクはいつも酷い目に遭うー
子供心に、伊達直人が可哀想で、涙したコトもあったなあ～。
と、アニオタ？の屁理屈は置いといてえ～

一番最初は、群馬県の方でした。
このニュースが話題になり、スグに２人目３人目の ” 伊達直人 ” が出現！
確か、この時の３人目の”伊達直人”の手紙に「タイガーマスク運動が広がるといいですね。」と書いてあったのが、
『タイガーマスク運動』と呼ばれる元だったハズ。
さて、年も明けてぞくぞくと増えた”伊達直人”！
「伊達直人ではないがー」・「伊達直人ｉｎ三重」・「春日井市の伊達直人」・「北アルプスの伊達直人」
「タイガーではないがー」・「田舎伊達直人（タイガーマスク）」・「ヒバクシャ伊達直人」などなど
次々といろんな”伊達直人”が出現。
途中から、「ムスカを愛するＶＩＰＰＥＲ」やら「遅れてきたサンタクロース」やら、
ついには「矢吹丈」に「桃太郎」まで現れた！
プレゼントも、ランドセルから始まって、現金・文房具・アニメＤＶＤ・おもちゃ・米・野菜・商品券と、いろんな物がー

ＴＶ番組のコメンテーターの１人が言う。
「こういった善意がもっと広がるよう、”タイガーマスク運動ネットワーク”とかを作って
　　寄付による税金免除なんかも出来るようにしたらどうか？」
バ～カ　そんなコトしたら、何の意味もないんだよ。
それなら、何もわざわざそんなネットワークを新しく作らなくても、今現在いくらでもあるじゃん。
何も見返りを求めない、”無償の愛”だからこそ、意味があるんじゃない！
頭の固い、自分の利益しか考えられない人間だから、そんな言葉しか出て来ないんだよ。
どうしてこの運動が、コレほど沢山の人の心を動かすのか全然分かっていない。

そうそう、送りたいけど送り先が分からなくて、警察に送ってる人もいたね。
オイオイ、３ヶ月も先になると、学校始まっちゃうよ！
仕方ないけど、警察もアタマが硬い。その人を探すなんてヤボなことしないでよ。
兵庫県警、ここでちょっと気を利かせて　”特別扱い”で、養護施設に送ってあげなよ。
モチロン、記者会見を開いて、
”今回は本当に１回限りの特別な処置で、今後一切このような対応はしない。”事をしっかり話してからね。(゜∇^*)
こんな特別処置なら、きっと粋な計らいだと、県民も悪く言う人はいないハズー
（言うヤツいたら、そいつの神経疑うわ。バッシング受けるのはそいつ。）

ＴＶでこのニュースを見かける度に、ドンドン増えていく”伊達直人”に、胸が熱くなってウルウルしてるけど、
この一件で、私を何より感動させたのは、
このニュースをＴＶで初めて見た時、一緒に見ていたコデブが、

コ　「スゲー！　俺もこういう大人になりたい！」

って言ったコト。

全国の ” 伊達直人 ” さん達～　あなた達が今やっているコトは、
養護施設の子供達を喜ばせ、国民を温かい気持ちにさせているだけでなく、
未来の ”伊達直人” も育てていますよお～
ありがとお～～～～


☆　今回の一件で、彼等の一番の功績は、
　　国民の目を養護施設の子供達に向けさせたことー