今日で、東北地震からちょうど半年がたちます。
半年が経って、少しは被災状況は良くなったのでしょうか?
つい先日も、北海道で震度5の地震がありましたよね・・・。
さて、今日は、その東北地震当日、各TV局ではどのように地震を知らせていたのか?を見てみたいと思います。
まずはコチラ↓をご覧下さい。
東北地方太平洋沖地震発生時の全テレビ局同時マルチ映像
ー映像のおおまかな説明ー
○地震直前に緊急地震速報を出したのはNHKだけ。
○地震発生後にNHKはすぐ地震速報のテロップ、ついで特番に切り替え。
○民放は遅れて、まずTBSが地震速報のテロップ、次いで日テレ、テレ朝、テレ東の順。
韓国ドラマを放送していたフジTVは、地震速報のテロップを出さなかった。
○民放の特番切り替えは日テレ、TBSの順
報道が遅いTV(特にフジ)を見ていた人は、地震速報のテロップはなく、報道特番も遅く、
気が付いた時には津波が来て逃げ遅れた可能性もある?
「今の地震、大きかったね~。さ、韓国ドラマの続き見よお~♪」なんて言ってたら・・・
津波警報第一報放送順
NHK 3:30(地震特別番組)
TBS 4:25(地震特別番組)
EX 4:33(地図スーパー)
NTV 4:46(情報番組内*)
TX 4:58(速報スーパー)
CX 6:33(地震特別番組内*)
NTVとCXは地震情報を放送していたが、
津波警報の地図スーパーは出たものの、アナウンサーは対応できていない。
最高震度7を最初から出していた放送局は、NHK・日本テレビ・フジテレビの3局でした。
ということは、TBS・テレビ朝日・テレビ東京では間違った震度を出したことになりますね。
コレら↑を見て、
地震が起きたら、まず NHK!!!
と思ったのは、私だけではないハズ・・・
流石NHK! と、思ったんだけど、
実は、NHKの地震速報が早いのには理由があります。
まずNHKは、災対基本法に基づく指定公共機関で、速報体制があり、震度6以上や津波警報時は、
ボタンひとつで、「7波全中」(地上テレビ2、ラジオ3、衛星2を同時に放送センター送出に切り替えること。臨時チャイム音を伴う)に出来るのだそうです。
このためのアナウンサーも24時間待機しており、
自動送出や国際局の職員による各国外国語による地震速報も実施出来るようになっているのだそうです。
あと、NHK以外で緊急地震速報の表示が出なかったのは、
NHKの放送エリアが日本全国なのに対し、ここで映されている民放は放送エリアが関東だからだそうです。
そのため、NHKは全国のどこかで震度5弱以上が予想される時に緊急地震速報が放送されますが、
関東の民放では、関東のどこかで震度5強以上が予想される時としている(この時の関東での予想震度は最大で4だった)為だそうです。
以下は、上の動画にコメントされていた物をコピペ。(勝手にコピしてごめんなさい。)
盛岡からですが、あの大地震が来た日、
強い揺れからすぐに停電になったので自宅のテレビからの情報は何一つ得られませんでした。
すぐにワンセグで状況を確認しましたが、NHKは東京と仙台、盛岡放送局を交えながら放送していました。
他のチャンネルは、やはり少し時間がかかりましたが、地元の放送局に切り替わっていました。
特に東京の放送局の悪口は必要ないと思います。
問題は、震災のあった地域の人たちにいち早く伝える手段としては、
災害地では今回のように停電になることが想定される為、
テレビ以外で地元のラジオ局等がしっかり危機管理を行っていただきたいと思いました。
地震速報はNHKだけ全国放送(義務)、民放は全国放送番組以外は対象都道府県しか流れないはず。
地震情報もNHKは詳細を伝えるけどね。ただ、その後の対応が明らかに違う。
その日の夜、民放はテロップで避難場所や運行状況などを詳細に流していたが、
NHKは流していたものの詳細まではいかなかった。まぁ放送地域にもよるのかもしれませんがね。
その瞬間、通常放送を打ち切り、冷静に注意を喚起し続けたラジオに引き換えテレビはこの体たらく。
ついでに地震発生の瞬間のラジオを聞いて欲しい。プロの仕事が分かります。
災害時は、テレビは駄目でした
ラジオ放送が、各局ワイド生番組を放送していた為すぐに、災害放送に切り替わり
この当時の状況が伝わってきました。 NHKと IBC岩手放送は、県民向け放送で対応していました。
いくらNHKが早くても地震が来ると停電して情報が全くといっていいほど手に入れれないんだよね…
青森住みで、この時外にいたからTV全然見てなくて知らなかったけど NHK見てた人の話では、
地震速報になるや否や停電で電気消えたけど、地震が来るっていう心構えはできたって言ってた。
NHKすごいって大分誉めてたよ。
国会に緊急地震速報が流れないってのは危機管理上どうなのか
地震発生から情報を得られた断トツ1位はラジオだそうです。
きょうのNHKでやってた。
テレビはかなり下位で10%ほどだったような。
車ではラジオ聞いてるべきですね。
ラジオで情報も聞かず、警報も「またか、まあ来ないだろ」で、
津波で亡くなってる方も多かったんでしょうね。
会津住民ですが携帯の緊急地震速報が出てから10秒後くらいからゆれ始めました。
固い地盤の上なのであまり揺れない筈の自宅が凄く揺れたのですぐに大災害を予見しました。
揺れている最中でしたがまずTV(NHK)をつけて、暖房をOFFしてPCの外付HDDもOFFする対応をとりました。
さて福島県のTVですが初期の段階はNHKはさすがといった感じでした。
しかし時間がたつと地元の民放のほうが身近な情報を発信していました。
少なくとも地方では両方をうまく使い分けることが大事なことだと感じました。
原発のときはNHKでしたね。民放はせっかく爆発を捉えてるのに内容が散々だった。
いずれにしても日テレ・TBS・フジ・テレ朝・テレ東は
あくまで関東地域の放送局なので東北地方では違うテレビ局となり、
この動画だけでは東北地方や他の震源地での発生時のテレビ状況は把握できません。
恐らく地震情報は各ネット局を通じて行われたと思います。
テレ東は民放の中で一番ネット局が少なく、わずか6局しかありません。
その為、緊急放送をやるにしても情報源が少ないので誤情報だらけとなってしまいます。
恐らく緊急放送をやらないのはその欠点があるからではないのでしょうか?
実は民放の場合、対象地域しか出ません。
ですがいずれにせよ、何かあった時は、絶対NHKにするべきでしょう。
う~ん、実際、本当に大きな地震が自分の元に来た場合、
まず ”停電 ”しちゃうみたいなので、テレビは役には立ちそうにないですね~。
大きな地震が来たら、停電になっていなければ、NHK!
停電でTVが見れなければ、ラジオをつける!外出先なら携帯!
と言うところでしょうか?
あと、コメントの中にもあったけど、
”国会に緊急地震速報が流れない”っていうのは、本当にどうなんだろう?
っていうか、一番!知らなきゃいけない人達がいる場所だと思うんだけどなあ~。
☆ あ、もう1つ!
今日、9月11日は、『アメリカ同時多発テロ』から、ちょうど10年になります。
何事もなく済めば良いけど・・・
半年が経って、少しは被災状況は良くなったのでしょうか?
つい先日も、北海道で震度5の地震がありましたよね・・・。
さて、今日は、その東北地震当日、各TV局ではどのように地震を知らせていたのか?を見てみたいと思います。
まずはコチラ↓をご覧下さい。
東北地方太平洋沖地震発生時の全テレビ局同時マルチ映像
ー映像のおおまかな説明ー
○地震直前に緊急地震速報を出したのはNHKだけ。
○地震発生後にNHKはすぐ地震速報のテロップ、ついで特番に切り替え。
○民放は遅れて、まずTBSが地震速報のテロップ、次いで日テレ、テレ朝、テレ東の順。
韓国ドラマを放送していたフジTVは、地震速報のテロップを出さなかった。
○民放の特番切り替えは日テレ、TBSの順
報道が遅いTV(特にフジ)を見ていた人は、地震速報のテロップはなく、報道特番も遅く、
気が付いた時には津波が来て逃げ遅れた可能性もある?
「今の地震、大きかったね~。さ、韓国ドラマの続き見よお~♪」なんて言ってたら・・・
津波警報第一報放送順
NHK 3:30(地震特別番組)
TBS 4:25(地震特別番組)
EX 4:33(地図スーパー)
NTV 4:46(情報番組内*)
TX 4:58(速報スーパー)
CX 6:33(地震特別番組内*)
NTVとCXは地震情報を放送していたが、
津波警報の地図スーパーは出たものの、アナウンサーは対応できていない。
最高震度7を最初から出していた放送局は、NHK・日本テレビ・フジテレビの3局でした。
ということは、TBS・テレビ朝日・テレビ東京では間違った震度を出したことになりますね。
コレら↑を見て、
地震が起きたら、まず NHK!!!
と思ったのは、私だけではないハズ・・・
流石NHK! と、思ったんだけど、
実は、NHKの地震速報が早いのには理由があります。
まずNHKは、災対基本法に基づく指定公共機関で、速報体制があり、震度6以上や津波警報時は、
ボタンひとつで、「7波全中」(地上テレビ2、ラジオ3、衛星2を同時に放送センター送出に切り替えること。臨時チャイム音を伴う)に出来るのだそうです。
このためのアナウンサーも24時間待機しており、
自動送出や国際局の職員による各国外国語による地震速報も実施出来るようになっているのだそうです。
あと、NHK以外で緊急地震速報の表示が出なかったのは、
NHKの放送エリアが日本全国なのに対し、ここで映されている民放は放送エリアが関東だからだそうです。
そのため、NHKは全国のどこかで震度5弱以上が予想される時に緊急地震速報が放送されますが、
関東の民放では、関東のどこかで震度5強以上が予想される時としている(この時の関東での予想震度は最大で4だった)為だそうです。
以下は、上の動画にコメントされていた物をコピペ。(勝手にコピしてごめんなさい。)
盛岡からですが、あの大地震が来た日、
強い揺れからすぐに停電になったので自宅のテレビからの情報は何一つ得られませんでした。
すぐにワンセグで状況を確認しましたが、NHKは東京と仙台、盛岡放送局を交えながら放送していました。
他のチャンネルは、やはり少し時間がかかりましたが、地元の放送局に切り替わっていました。
特に東京の放送局の悪口は必要ないと思います。
問題は、震災のあった地域の人たちにいち早く伝える手段としては、
災害地では今回のように停電になることが想定される為、
テレビ以外で地元のラジオ局等がしっかり危機管理を行っていただきたいと思いました。
地震速報はNHKだけ全国放送(義務)、民放は全国放送番組以外は対象都道府県しか流れないはず。
地震情報もNHKは詳細を伝えるけどね。ただ、その後の対応が明らかに違う。
その日の夜、民放はテロップで避難場所や運行状況などを詳細に流していたが、
NHKは流していたものの詳細まではいかなかった。まぁ放送地域にもよるのかもしれませんがね。
その瞬間、通常放送を打ち切り、冷静に注意を喚起し続けたラジオに引き換えテレビはこの体たらく。
ついでに地震発生の瞬間のラジオを聞いて欲しい。プロの仕事が分かります。
災害時は、テレビは駄目でした
ラジオ放送が、各局ワイド生番組を放送していた為すぐに、災害放送に切り替わり
この当時の状況が伝わってきました。 NHKと IBC岩手放送は、県民向け放送で対応していました。
いくらNHKが早くても地震が来ると停電して情報が全くといっていいほど手に入れれないんだよね…
青森住みで、この時外にいたからTV全然見てなくて知らなかったけど NHK見てた人の話では、
地震速報になるや否や停電で電気消えたけど、地震が来るっていう心構えはできたって言ってた。
NHKすごいって大分誉めてたよ。
国会に緊急地震速報が流れないってのは危機管理上どうなのか
地震発生から情報を得られた断トツ1位はラジオだそうです。
きょうのNHKでやってた。
テレビはかなり下位で10%ほどだったような。
車ではラジオ聞いてるべきですね。
ラジオで情報も聞かず、警報も「またか、まあ来ないだろ」で、
津波で亡くなってる方も多かったんでしょうね。
会津住民ですが携帯の緊急地震速報が出てから10秒後くらいからゆれ始めました。
固い地盤の上なのであまり揺れない筈の自宅が凄く揺れたのですぐに大災害を予見しました。
揺れている最中でしたがまずTV(NHK)をつけて、暖房をOFFしてPCの外付HDDもOFFする対応をとりました。
さて福島県のTVですが初期の段階はNHKはさすがといった感じでした。
しかし時間がたつと地元の民放のほうが身近な情報を発信していました。
少なくとも地方では両方をうまく使い分けることが大事なことだと感じました。
原発のときはNHKでしたね。民放はせっかく爆発を捉えてるのに内容が散々だった。
いずれにしても日テレ・TBS・フジ・テレ朝・テレ東は
あくまで関東地域の放送局なので東北地方では違うテレビ局となり、
この動画だけでは東北地方や他の震源地での発生時のテレビ状況は把握できません。
恐らく地震情報は各ネット局を通じて行われたと思います。
テレ東は民放の中で一番ネット局が少なく、わずか6局しかありません。
その為、緊急放送をやるにしても情報源が少ないので誤情報だらけとなってしまいます。
恐らく緊急放送をやらないのはその欠点があるからではないのでしょうか?
実は民放の場合、対象地域しか出ません。
ですがいずれにせよ、何かあった時は、絶対NHKにするべきでしょう。
う~ん、実際、本当に大きな地震が自分の元に来た場合、
まず ”停電 ”しちゃうみたいなので、テレビは役には立ちそうにないですね~。
大きな地震が来たら、停電になっていなければ、NHK!
停電でTVが見れなければ、ラジオをつける!外出先なら携帯!
と言うところでしょうか?
あと、コメントの中にもあったけど、
”国会に緊急地震速報が流れない”っていうのは、本当にどうなんだろう?
っていうか、一番!知らなきゃいけない人達がいる場所だと思うんだけどなあ~。
☆ あ、もう1つ!
今日、9月11日は、『アメリカ同時多発テロ』から、ちょうど10年になります。
何事もなく済めば良いけど・・・
おしかったなぁ~~。
ははっ。
ま、更新の時間は指定出来るら、たいしたコトじゃないよ。