ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

中学生に現実を!って・・・

2010年01月25日 22時39分51秒 | 思う事・・・
最近は、こんな授業を行う中学校が出てきたそうです。
      ↓
 時給700円でどう生きるか 中学校、現実直視の授業

全く、せちがらい世の中になったと言うか、ナンと言うか・・・
まあ、それほど今の日本は生きて行くのが大変!ということなんでしょうね。

でも、あえて私は言いたい!
この現実を見る授業「時給700円でどう生きるか!」の次には、
「どうしたら時給700円の生活に陥らないか?」と言う授業をして欲しい!
現実を知るのは確かにとても大切なことです。
でもこの授業だけだったら、夢が無さ過ぎだとも思うし、
なんだか最初からフリーターや派遣になる事を前提としているみたいで・・・
「どうしたら時給700円の生活に陥らないか?」の授業では、
社会の経済的仕組みから、いかにしてお金を稼ぐか?
どんな職業がどれくらいのお金になるのか?
お金を貯める方法、貯金の仕方・投資の仕方・資産管理の仕方など、
現実に使える方法をしっかり教えて欲しい!
あと、クレジットカードの仕組みや使い方、サラ金への対応など、身近なことも・・・

それから、選挙権を18歳からーなどという意見も出てくる現代、
選挙権についても、もっと詳しく教えるべきだと思う!
政治が自分達の生活にどう関わってくるのか?
中学生くらいなら、リアルで教えてイケるはず!
市議選や県知事選や衆議院選や参議院選などの選挙が行われた時、
それぞれの党や立候補者のマニフェストを生徒に読ませて、校内だけの子供なりの投票をさせてみる。
そして実際の結果と子供達の選挙結果を比べて、考えさせる。
そして、その後どうなっていくのか?をリアルで見る事が出来る。
当選した人はどんな考え方で動いているのか?マニフェストは守られているのか?
こういった事をリアルに見て行くことで、将来自分が選挙権を持った時に、
自分で考えて投票出来る人になれるのじゃないかな?

同じ理由で、裁判員制度が始まった今、法律についても、もっと教えなきゃ!

こうやって書いて見ると、覚えなくちゃならない社会のことって、沢山あるなあ~
とても中学の3年間では教え切れないような・・・

とにかくもっと近代歴史をー 汚くとも現実を子供達に教えるべき!

と、私は思うー

って言うかあ~~~~
大人になって社会に出て、初めて知る事がとても多かった。
どーしてこういうコトを学校でもっと詳しく教えてくれなかったんだろう?!
と思う事が結構あった。

もっとも、もし当時学校でこういった事を教えてくれていたとしても、
果たして頭の中に残っていたかどうかは、わからないけれど・・・

学生時代に授業で教えられる事は、少なくとも私の感覚では、
あくまで『勉強』であって、現実とは別の物だった。
(偏差値重視の、詰め込み教育の時代だったせいもあるとは思うけどー)
社会の授業も、現実とは遠く離れた物に感じていた。
あくまでテストに出る、暗記するだけの『勉強』のひとつに過ぎなかった。
だから、本当に必要なのは、
今、教えられている事が、現実に自分の生活にどう関わっているのか?
将来、どう関わって来るのか?
教えられた事を、現実の世界でどういう時にどう使うのか?
という事を、子供自身に感じさせ考えさせる事じゃないのかな?

以前TVで、北野たけしが、
「映画監督をしている時、俳優の撮影の順番を決めるのに、因数分解を使う。」
と言っていた。
私、因数分解は解けるけど、この計算式を現実でどういう時に使うのか知らない・・・

何も数学に限ったコトじゃない。
社会はモチロン、国語も理科も、本当は全て生活に関わってるのに、
得た知識を、どう利用出来るのか、その方法を知らない・・・

多分、本当に頭のいい人って、北野たけしみたいに、
自分が得た知識を、キチンと理解して現実で使える人なんじゃないかな?と思う。
 
だんだん話しが反れて来ちゃった。
とにかく私は、「時給700円でどう生きるか」の授業、面白いと思う!

中学生、頑張れ~!
それから受験生、頑張れ~!
ついでに、ウチのコデブも、頑張れ~!