太秦 映画村～・・・（その２）

昨日の続きです。

え～、必死の努力の結果、やっと手に入れた日曜日休み。
なのに、私は急きょ静岡へ行く羽目に・・・

でも、
　どうしても、サイン会に行きたい！

お店の店長に言ったら、
「向こうの（静岡）の店長に頼んでみれば～。」
そんな無責任なあ～
私はちゃんと店長との約束守ったのにい～！

えー、えー、それじゃあ言ってやろうじゃないの！と、
私は静岡の支店に着くなり、
失礼を承知で、静岡支店の店長に頼みましたよ。
「１週間後の日曜日にお休み下さい！」ってー
静岡の店長は、理由を聞いて、呆れながらもお休みをくれました。

そして、1週間後の土曜日。
夜、最後まで静岡で仕事をこなした私は、最終の新幹線に飛び乗って京都へ向かいました。
京都駅には友達が迎えに来てくれていて、
私はそのまま友達の車に乗って、太秦映画村へー

土曜日の深夜、
当たり前だけど、映画村は開いてないー
そこで、私は映画村の入り口に車を止めてもらって、
そのまま車の中で寝ました。
（私に付き合わされて、車の中で寝るハメになった友達には、いい迷惑でしたね。）
そして翌朝、９時半。
映画村の門が開くと同時に、一番のりで入場した私で～す！
（そりゃ、門の前に車を止めて待ってれば、一番だわなあ～）

サイン会は午後1時からー
午前中は適当に中を見て回って、早めにサイン会場に行って、一番前の席をＧet！
しばらくすると、萩原流行さんが出てきて、司会者とイロイロ映画の話しなどをした後、
いよいよサイン会です！
もう、ドッキドキの私ー
サインを貰って握手をして、ホンの少し話す事が出来ました。
このサイン会の為に、わざわざ静岡から来たと言ったら、
流行さんは驚いていました。
そして、一緒に写真も撮る事ができたんです！（キャー！ウレシイー！）

サイン会終了後、
私はスグに京都駅に行くと、新幹線に乗って再び静岡へ戻ったのでしたー。

私の奇行に付き合ってくれた京都の友達は、
夜中遅くに京都駅に呼び出され、ご飯もロクに食べられず、
あげく車の中での睡眠を余儀なくされ、その睡眠不足の状態で、
翌日の昼過ぎには、再び京都駅まで私を送るハメになり、
友　「まったく、あんなオヤジのどこがいいんだか！そんなにまでしていく価値があるの？
　　　私の休日を返せぇ～！」
と、ブーイングの嵐でしたー
おかげで、２ヵ月後に静岡の出張を終えて大阪に帰って来た私は、
この友達に散々、おごらさせられましたー

そして、静岡の支店でも、大阪のお店でも、
『俳優のサイン会に行きたいが為に、その月のノルマ達成して、
　　　　　　　　　　　　　その上、出張先からわざわざ帰って来た変なヤツ！』
　　　　
と、噂されたのでした・・・　　　　　　　　　　　　　　　－おわり－


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↑私の人生の中で、誰かのサイン会に行ったのは、コレが最初で最後だったな～
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↑この時流行さんと一緒に撮った写真は、今でも私のアルバムの中にサインと一緒に、
　大切に大切に保管されています。
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