私の父は、もとダンプの運ちゃんでした。
現在はもう年をとってダンプは降りましたが、一応、自営でした。
もう30年くらい前の事になりますが、仕事先に夜逃げをされて、
ウン百万を踏み倒された事があります。
以前の記事でも書きましたが、自営業をしていれば、時にはこんな事もありますよね。
そして先日、主人が仕事から帰ってくるなり、私に言いました。
主 「オマエんちが逃げられたのは、Hさんトコやったんやな!」
私 「は? イキナリなんの話し?」
この日、主人は他所の塗装屋さんに助っ人に行っていました。
その塗装屋さんには、主人の他に何人かの助っ人が来ていたのですがー
主人がその中の知り合いの1人、Hさんとしゃべっていた時、
突然、Hさんが自分の過去を話し始めたらしいんですー
むかし父親が土建屋をやっていて、最後には夜逃げをした事ー
父親は数年後に死んで、遺体は警察に処分してもらった事など・・・
話しを聞いていた主人は、当時Hさんが住んでいた場所、夜逃げした時期から、
”もしかしてー”と、思ったそうです。
(主人には、前の支払い滞納事件の時、私の父の話しはしてありました。)
主 「○○建材(私の父が自営していた頃の名前)って知ってるか?」と聞きました。
H 「ああ、あそこもいくらかあったなー でもなんで?知っとるトコ?」
主 「そこ、ウチの嫁さんの実家やー」
Hさん、かなり驚いたらしく、シドロモドロになって、小さな声で
H 「あそこは、そんなに大きな金額なかったと思うけどな・・・」
その後は、
当然といえば当然ですが、なんとも言えない気まずい雰囲気だったそうです・・・
で、帰って来て主人の言葉になったのですがー
私 「へえ~、世の中狭いねえ~。
でも、もう30年も前の話しだし、踏み倒したのはお父さんであって、
Hさんじゃないんだし、
そのお父さんも亡くなってるんだし、もし生きていても時効はとっくに過ぎてるし、
ウチもそのせいで破産したーとかってワケじゃないし、(まあ多少は苦しかったけどー)
今さら息子に金返せ!とは言わないわよ。
私の事は気にせずに、お仕事してください。って明日会ったら言っといてあげてよ。
もう昔の話しで、それに私の実家の事で、あなたとは全く関係のない話しなんだからー」
主 「そうや、俺は全く関係ないんやからな。
でももう、あそこの仕事、こーへんかもしれんな。」
私 「なんでそんな事わかるの?」
主 「今朝会った時には、暫くはあそこの仕事に来る。って言ってたのに、
俺と話しした後、明日は休むって電話いれてたからなー」
私 「やっぱり、あなたがいるから?」
主 「そりゃまあ、向こうとしては気まずいやろうな。いくら父親がやった事とは言えー。」
私 「可愛そうに・・・。Hさんが悪いわけでもないのに・・・。
Hさん自身だって、きっとお父さんのせいで随分苦労してきたんじゃないのかなあ~」
主 「うん、俺らより5つばかり上なだけやのに、結構苦労してきとるみたいやぞ。」
私 「あの時は、私が小学校中学年だったから、Hさんは中学生か高校生くらいか~
思春期真っ只中に、家族揃って夜逃げなんて、ショックだろうね~。」
主 「親の因果が子に報いってヤツやなあ~。」
2人ともなんだかシンミリ・・・
世の中狭いね。意外なトコで意外な人に会うものですー
日記@BlogRanking
↑しっかしHさん、どうしてそんな事話したのかなあ?
普通は隠しておきたい過去じゃないの?
主人の説明では、どういう事からそんな話しになっていったのか
良く分からないんだよね~。
ポチッとね。
人気Blogランキング
↑Hさんが悪いわけじゃないけれど、少しは心が痛むのなら、
仕事にちゃんと来て、キチンと「悪かったな」と一言、言えばいいのにー
それだけできっとHさんの気持ちも楽になるのにー
このまま仕事に来ないのなら、逃げた事になるよ。
踏み倒されたのはウチだけじゃない。他にも沢山の人がいた。
一生、そういった人達から逃げてばかりいる気?
それじゃあいつまで経っても、お父さんの呪縛から逃れられないよ。
そんなの、Hさんが辛いよね。
ポチッとな。
現在はもう年をとってダンプは降りましたが、一応、自営でした。
もう30年くらい前の事になりますが、仕事先に夜逃げをされて、
ウン百万を踏み倒された事があります。
以前の記事でも書きましたが、自営業をしていれば、時にはこんな事もありますよね。
そして先日、主人が仕事から帰ってくるなり、私に言いました。
主 「オマエんちが逃げられたのは、Hさんトコやったんやな!」
私 「は? イキナリなんの話し?」
この日、主人は他所の塗装屋さんに助っ人に行っていました。
その塗装屋さんには、主人の他に何人かの助っ人が来ていたのですがー
主人がその中の知り合いの1人、Hさんとしゃべっていた時、
突然、Hさんが自分の過去を話し始めたらしいんですー
むかし父親が土建屋をやっていて、最後には夜逃げをした事ー
父親は数年後に死んで、遺体は警察に処分してもらった事など・・・
話しを聞いていた主人は、当時Hさんが住んでいた場所、夜逃げした時期から、
”もしかしてー”と、思ったそうです。
(主人には、前の支払い滞納事件の時、私の父の話しはしてありました。)
主 「○○建材(私の父が自営していた頃の名前)って知ってるか?」と聞きました。
H 「ああ、あそこもいくらかあったなー でもなんで?知っとるトコ?」
主 「そこ、ウチの嫁さんの実家やー」
Hさん、かなり驚いたらしく、シドロモドロになって、小さな声で
H 「あそこは、そんなに大きな金額なかったと思うけどな・・・」
その後は、
当然といえば当然ですが、なんとも言えない気まずい雰囲気だったそうです・・・
で、帰って来て主人の言葉になったのですがー
私 「へえ~、世の中狭いねえ~。
でも、もう30年も前の話しだし、踏み倒したのはお父さんであって、
Hさんじゃないんだし、
そのお父さんも亡くなってるんだし、もし生きていても時効はとっくに過ぎてるし、
ウチもそのせいで破産したーとかってワケじゃないし、(まあ多少は苦しかったけどー)
今さら息子に金返せ!とは言わないわよ。
私の事は気にせずに、お仕事してください。って明日会ったら言っといてあげてよ。
もう昔の話しで、それに私の実家の事で、あなたとは全く関係のない話しなんだからー」
主 「そうや、俺は全く関係ないんやからな。
でももう、あそこの仕事、こーへんかもしれんな。」
私 「なんでそんな事わかるの?」
主 「今朝会った時には、暫くはあそこの仕事に来る。って言ってたのに、
俺と話しした後、明日は休むって電話いれてたからなー」
私 「やっぱり、あなたがいるから?」
主 「そりゃまあ、向こうとしては気まずいやろうな。いくら父親がやった事とは言えー。」
私 「可愛そうに・・・。Hさんが悪いわけでもないのに・・・。
Hさん自身だって、きっとお父さんのせいで随分苦労してきたんじゃないのかなあ~」
主 「うん、俺らより5つばかり上なだけやのに、結構苦労してきとるみたいやぞ。」
私 「あの時は、私が小学校中学年だったから、Hさんは中学生か高校生くらいか~
思春期真っ只中に、家族揃って夜逃げなんて、ショックだろうね~。」
主 「親の因果が子に報いってヤツやなあ~。」
2人ともなんだかシンミリ・・・
世の中狭いね。意外なトコで意外な人に会うものですー
日記@BlogRanking
↑しっかしHさん、どうしてそんな事話したのかなあ?
普通は隠しておきたい過去じゃないの?
主人の説明では、どういう事からそんな話しになっていったのか
良く分からないんだよね~。
ポチッとね。
人気Blogランキング
↑Hさんが悪いわけじゃないけれど、少しは心が痛むのなら、
仕事にちゃんと来て、キチンと「悪かったな」と一言、言えばいいのにー
それだけできっとHさんの気持ちも楽になるのにー
このまま仕事に来ないのなら、逃げた事になるよ。
踏み倒されたのはウチだけじゃない。他にも沢山の人がいた。
一生、そういった人達から逃げてばかりいる気?
それじゃあいつまで経っても、お父さんの呪縛から逃れられないよ。
そんなの、Hさんが辛いよね。
ポチッとな。