ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

話しが違うんですけど・・・4(結局)

2007年08月25日 09時04分57秒 | 子供・・・
昨日の続きですー。
高校の先生の言葉に、裏を考えてしまう私・・・

工業科の高校とは言え、この高校は6対4の割合で、進学する者の方が多いー
ここ10年ほどの不況のせいで、求人の募集がぐっと減ってしまっていたせいもある。
だから今までは、成績優秀者だけは就職できて、
あまり成績がかんばしく無い者は進学するーという感じだったらしいー
でも、5年前を境に少しづつ求人が増えてきて、今年は既に昨年の5倍の求人が来ているそうだ。
ここで先生達は困るー。求人に対して、就職希望者が少なすぎる!
一応工業科である以上、やはり就職がメインだし、
あまり就職希望者が少ないと、これからの求人募集自体が減ってしまう可能性がある。
だから、就職希望者を増やさなくてはならない。
2年生や3年生は今さら進路を変えさせるのは難しいから、狙いは1年生!
少しでも就職希望者を増やさせるのだ!

なーんて思惑が、学校や先生方にあるんじゃないか? と、疑ってしまうのは、
私がひねくれてるからだろうか?

でも、2人に1人が大卒の時代。大卒はゴロゴロいる。
企業側も、何も好き好んで高卒を雇う必要もない。
もし、好んで高卒を雇うとしたら、それは賃金が安く済むからではないのか?
私が企業側ならこう考えるー
上の方に立つ者は大卒を選ぶ。でも、会社というものは役職ばかりいても成り立たない。
下で働く人間が必要だ。
かといって、今流行の派遣社員ばかりではちょっとなあ~。
ならば、優秀な高卒を安く使ったほうがいい。とー

また、主人がいる塗装業界では、中卒も多いー。
でも、高卒で塗装業界に入って来る者とは明らかに違うー
中卒の日給は高卒の半分だ・・・。
(年齢的に出来る仕事が限られてくる事も理由の1つではあるけれど・・・)
ある塗装屋は言っていたー
「高校に入る程度の頭も無い奴。どうせ他につける仕事も無いんだから、
 雇ってもらえるだけでもありがたいと思ってもらわないとな。
 中卒なんて安く使ってやればいいんだよ。
 嫌なら辞めればいい。もっとも他につける仕事があるならだけどな。」
丸一日、同じ環境で仕事をしても、中卒と言うだけで、日給は高卒の半額・・・
(ヒョロナガが主人から貰うバイト代と同額しかもらえないー
しかも*日給月給制だから、毎月の収入は安定していない。
モチロン、長く経験を積んで技術が付いてくれば多少は金額も上がる。
でも私が知ってる子は、結婚するからーという理由でこの仕事を辞めた。
今の年収では、とても奥さんを養っていけないから・・・。

3K仕事と言われる業界でも、これなのだー
いくらでも大卒がいる時代、一般業種で高卒が同じ扱いを受けないと、ナゼ言える?

私が高校生の頃は、「今時、高校くらい出てないとな~」と、言われた。
現代は、「今時、大学くらい出てないとな~」と、言われるー。
実力社会になった。と言われても、それは同じ位置にいる人間同士の話で、
最初から立ち位置が違う立場の者にも当てはまるのか?
まあ、私も会社社会から離れて長いから、今の会社を分かっていないかもしれない。
もしかしたら、私が言っていることはもう昔の事で、今は違うのかもしれないー。

ヒョロナガに、聞いてみた。
日本でも持っている人が少ないという、国家資格の△△資格。
それ程難しい資格が本当に自分に取れるのか?
しかも、チャンスは高3の時に2回だけしかないというー。
もし、取れなかったら、どうするつもりなのか?

ヒョ 「その時は仕方ないで、普通に就職する。」
ちょっとー、それじゃあいい加減すぎるんじゃないのお~?
国家試験は働き出してからでも挑戦出来るけど、大学受験は中々挑戦出来ないよー。
それに、いずれ独立する事を考えているのなら、ましてや企業相手ならなおさら、
大学くらいは出てないと、営業活動にも差しさわりがあると思うよお~。
第一、いくら難しい資格だからって、
いま時、資格ひとつで生きていけるほど、世の中甘くないと思うよお~。
大学に入ってから、国家資格を取っても遅くは無いんじゃないのお~?

ヒョ 「一応、考えとくは。」

やれやれ、この先どうなることやら・・・
まあ、どんな道を選ぼうと、あんたの人生だから、これ以上は言わないけど、
後悔のないように、よーく考えてね~。


人気Blogランキング ←ヒョロナガを自転車旅行に行かせた裏には、こんな事情もあったりする。
              将来について、自分について、もう一度よく考えて欲しかったんだけどな~。
              とてもそんな余裕はなかったみたいだけど・・・ ポチッとな。

日記@BlogRanking ←子供は親の思うようには育ってくれないものだわ~。 ポチッとね。
              このシリーズはここまで~

* 日給月給制とは:
 1日を計算単位として給料が定めらて、その支払いを毎月1回まとめて支払う制度。
 従って労働日数が減少すれば、月給は減少します。働いた日数分しかもらえません。
 (ちなみに、お天気に左右される塗装業は、毎月決まった労働日数が確保しにくいです。
  でも、各県で最低賃金が決まっているので、年収としてはその金額分だけは保証されてます。)