ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

好きな生き物・・・3

2006年08月30日 06時24分20秒 | 思う事・・・
昔に比べると、この地域の生き物も随分減りました。
トカゲやザリガニや蛇もたまにしか見かけません。
子供達も、毎日TVゲームばかりで外に出る事も少なくなりました。
カブトムシはお店で買う物になり、蛙はうるさいだけの存在です。
私が昔やった事を話すと、「そんな酷い事、可哀想じゃないか。」と言われます。

ある日、コデブが捨て子猫を見つけてきました。「飼いたい。」と言うので
「ちゃんと世話できるの?躾けもしないかんし、餌や糞の世話もするんやよ。」と言うと
「うーーん、やっぱりいいや。」と、あっさり諦めてしまいました。
えーーー!私が子供の頃はそんな程度で諦めなかった。
「絶対にちゃんと世話するから~。」と親に泣きついて頼んだものです。
それでもダメなら、近所の家を1件1件回り子ネコを飼ってくれる人を探して回ったり、
近くの空き地で大人に内緒でこっそり飼ってみんなで世話をしたり。
それがいつのまにかどこかに消えちゃって、探して歩いたり。

自分が見放したら、この小さな命は消えてしまうかもしれない。
ということが心の中に意識することなくあった気がしますー。

数日後、コデブが見つけた子猫は、近くの道路で車に轢かれて死んでいました。

今の子は本当に優しいのか?

近所のお爺さんからカブトムシ♀♂を貰いました。
子供達は初めは喜んで見ていましたが、すぐに覗き込むことすらしなくなり、
世話もまったくしません。
「ちゃんと餌やったり世話しなさい。」と言うと、
「えー、僕が欲しいって頼んだ訳じゃないしー。お母さんやっといて~。」
ちょっとー、カブトムシはちゃんと世話すれば卵うんで、来年も生まれてくるのにー。
とは言え、虫がニガテな私に世話が出来るはずもなく、
結局主人がせっせと世話をして、翌年新しいカブトムシが誕生しました。
子供達は「ふーん、お父さんすごいね。」で終わり。

今の子は本当に優しいのかー?

私の子供の育て方が悪いのかなあ?
自分の子供時代を考えると、何でも飼っていい。と、正直思っているんです。
でも、親という立場上、一応、「ダメ!」と言うべきだとも思ってる。
”それでも飼いたい!”という気持ちがないと、きっとちゃんと育てられない。
親に反対されたくらいで諦める程度では、生き物そのものに失礼だと思うんです
「だって、今捨てたら、これ死んじゃうかもしれないんだよ!」
という子供の反論をずっと待ち続けているのに・・・

子供達が言う「可哀想」という言葉。
あなた達、本当にその意味を理解しているのかい?と思う今日この頃です。

   -「好きな生き物」 終わりー




コメント (2)
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