ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

ちょっとツライ・・・

2006年08月18日 00時03分42秒 | 私の病気・・・
お盆にお墓参りに行って、田舎の川で川遊びをしてきました。
今回は、大阪から私の妹も家族で来てくれたので、賑やかでした。

楽しそうに川に飛び込んでは、歓声を上げる子供達。
私は、川原でバーベキューの用意です。
一緒に行った妹が、
「こっちはもういいから、お姉ちゃんも泳いでおいでよ。」と言ってくれました。
でも、私は首を振りながら
「ダメなんやて。医者から水泳は禁止されてるの。」 
「えー、なんで?体は何ともないんでしょ?」

普段、殆んど会う事がない妹ですから、私の現状を詳しく知りません。
私が、ずっとサングラスをしているのも、不思議だった様です。

私は視界が2重に見える事、左半分の感覚がない為、もし水が耳に入っても全く分からず、
中耳炎などを起こしても、耳ダレや高熱が出ないと分からない事。
又、左目に何か入っても全く何も感じない為、瞳を傷つけても気付かず、
一歩間違えば失明しても気付かない可能性があること。
その為、医師から水泳は避けるように言われている事を話しました。

聞き終わると妹は、
「あんなに泳ぎが上手だったのに、泳げないなんて・・・。
 お姉ちゃんがそんな状況になってるなんて、知らなくてゴメン・・・」
と、泣き出してしまいました。

「泣く事ないよ。泳がなければ別に問題ないんだし、
 こうなったのは誰のせいでもないんだし。
 それに、もしかしたら半身不随になってたことを思えば、
 この程度ですんでよかったくらいだよ。


こんな時、いつも思う・・・。
泣きたいのはこっちだよ。でも私が泣いたらあなたが困る。
だって、誰にもどうしようもない事なんだもんね。
だから、いつでも相手の前では元気な所を見せないといけない。

正直、チョットツライ・・・。
だから、今だけ言わせてください。

「泳ぎたいよーーー!!思いっきり水の中に潜り込んで、
 あの水の中の柔らかな感触を、この体で感じたいよーーー!」

 
なまじ、首から下は全く何ともないから余計にそういう思いが強くなる。

このくらいならいいかな?と思い、膝までだけ、川に入った。
でも視界がまともに見えない私は、川底の石の凸凹が全く分からない。
川岸から、わずか50cmほどで転びそうになった。
あらためて現実を突きつけられた気がして、悲しくなった。
私、もう一生、泳げないんだなーと・・・

コメント (2)
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