蒲田耕二の発言

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歴史の変わり目

2015-03-14 | 国際
アジア・インフラ投資銀行 (AIIB) へイギリスが参加申請。王子の中国訪問は、その地均しであったか。もともと中国寄りのドイツ、フランスの参加も時間の問題だろう。EUの財政危機の深刻さアリアリ。

AIIBといや、中国主導の国際的金融決済システムだよ。そこへイギリスが参加する。アメリカの面目丸つぶれだね。ウォール街の凋落を、米中の力関係の変化を、これくらい鮮明に物語る事例もまれだろう。ひょっとしたら、いまオレたちは歴史の大転換点に立ってるんじゃないか。

日本はどうするかというと、相変わらずアメリカべったりで既存のアジア開発銀行にしがみつくんだろうな。潮目の変化をまったく見ようとしない。経済も財政も、EU以上に深刻なのに、

首相が、つまり国民のリーダーが国民の利益のためではなく、自身の信条、というより個人感情で国政を仕切ってるからこんなことになる。イギリスの首相は、はるかに現実主義者だ。

安倍熱烈支持の若い世代も、あれ、とか思ってんじゃないの? 集団的自衛権行使容認を閣議決定したころは、中国が尖閣を狙ってるから仕方がない、みたいな乗りだったよな。それがいつの間にか、中東まで出掛けていって戦争するような雲行きになってる。

行かされるのは、若い世代だよ。

約束ちがわね?

50年使い続けたドライヤーが、ポワンと薄紫の美しい煙を吐いて動作停止。よく持ったよなあ。昔の日本の電気製品は壊れにくかった。ラベルを見ると「松下電器産業株式会社」。カタカナ・ブランドが増えてから日本製品はモロくなったように思うんだが、気のせいかね。

日本の平和ブランドも、もはや泥まみれ。

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