蒲田耕二の発言

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アナログLP

2013-02-04 | ステージ
クロマニョンズってバンドは申し訳ないが、聴いたことはない。いまさら若い人のビートにのれるトシでもないから、これから聴くのもご遠慮申し上げたい。でも、今朝の朝日のインタビュー記事を読ませてもらって、わが意を得たりと思ったね。

彼らはまずアナログLPを作り、CDはLPをレコードプレーヤーで再生してCD-Rにダビングしたのを基に制作するんだって。

その方が、マスターから直接作ったプレスCDより好みの音になる、って、分っかるなあ。オレ自身確認してるが、おんなじCDプレーヤーで掛けてるのに、なぜかLP由来のCD-Rの方が心地いい音がするもん。

というわけで、ワタシも手持ちのLPをせっせとダビングしてます。といっても、CD-Rが増えて仕方がないので、いまはUSBオーディオでパソコンのHDDに蓄えてるけどね。

ステレオではなくモノラルで、ってのも、分かる分かる。ヴォーカルもソロ楽器もモノラルの方がリアルで、ぐんと身近に聞こえます。なんかピントがピタッと決まる感じ。

音楽なんかiPodかスマホとイヤホンで充分て人は、そんな細かいことどーでもいーじゃん、とか思うかも知れないが、こういうこだわりって、基本的に音楽に対する愛情の問題だと思うんだよね。

LPの収録時間はCDより短い。で、クロマニョンズのアルバムは全12曲37分だけ。ヒロトいわく、「たとえばCDに5時間入るからってさ、毎回5時間のアルバム出されたらめんどくさいっしょ?『ドラム缶しかないから、これでカツ丼食って』って言われてもさ。いらねえよって思うじゃない。そういうことです」。

そういうことです。
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