蒲田耕二の発言

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金融緩和

2013-04-20 | ステージ
浜矩子って経済学者は「ムーミン」のリトルミーみたいな仏頂面のオバハンで、も一つ取っつきにくいが、昨夜の報道ステーションでは日銀の金融緩和政策を遠慮なくぶった切って痛快だったね。

「バブルという毒をもってデフレの毒を制そうとする危険な賭け」
「律儀な市民を危ない賭場に誘う詐欺」
「所得が増える保証は何もなく、あわよくばの話」

歯に衣着せないとは、このことだ。日銀批判が即、安倍内閣批判になっている。内閣の高支持率(明らかに分不相応な)を全然こわがってない。今いちばん歯切れのいいモノ書きの青木るえかでも、ここまではズケズケ言えないんじゃないか。彼女はエコノミストじゃないけどさ。

株高、円安で儲かるのは企業だけ。その企業は、儲けをほとんど内部留保で貯め込んで経済の活性化に生かさない。

いつだったか、老人の貯金に課税してカネを遣わせろと橋下ヒトラーが主張していたが、バカ言うんじゃないよ。葬式用に取ってあるトシ寄りの虎の子をむしり取る前に、300兆に達するとかいう企業の内部留保にこそ課税すべきだろ。

公共投資乱発、国の借金ウナギ登り。これが通称アベノミクスなる手品のネタだ。かつて十数年前、オブツだのオダブツだのと呼ばれた小渕政権が採って財政不健全化の原因を作った金融政策のデッドコピーだ。

そのツケがいま、社会保障の行き詰まり、消費増税という形で国民に回ってきている。安倍政権のバブル政策のツケは、これからの若い世代が支払うことになる。その若い世代がのんきに安倍支持なんだから、滑稽というか哀れというか。

しかし浜さん、顔に似合わぬド派手なオシャレが笑わせてくれるね。志茂田景樹を思い出すよ。あれほど下品じゃないにせよ、やはりある種の効果を狙ったものだろう。
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