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苫小牧市にある株式会社小金澤組のブログ。

ICT 3

2017-07-31 21:09:24 | 日高自動車道 日高町 清畠南改良工事

ICT本格稼働。

まずは、ブルドーザ。

作業をしている外観は今までと全く同じ。

 

しかし、土を押しているブレードは完全自動制御。

今までは、オペレーターの技術に頼り平らに敷均していましたが、

このブルドーザはICT対応なので走行すれば自動でブレードが動きます。

オペレーターは『超』熟練者ですが、今回は自動制御で作業してもらっています。

初の試み、当然メリットもデメリットもありますが、

最新の技術、最大限に活用していい物を作り上げなきゃなりません。

 

次に運転席内のモニター

下の写真がわかりやすいと思いますが、

ブルドーザ本体とブレードの位置がわかりますよね。

で、白い線が仕上げる基準の高さ。

 

この状態から作業を開始すると、自動でブレードが白い線まで下がります。

白い線をなぞるように操作するのではなく、

あくまでも重機自体が自動で白い線をなぞります。

どうやって自動で制御しているかというと、車のナビでもおなじみのGPS。

GPSを使い座標でブレードを制御しています。

分かりやすく言えば、縦、横、高さで制御。

GPS衛星は常に5個つ以上を受信、衛星の数で精度も若干変化します。

 

 

変わりまして、もう一つのICTである

転圧管理システム。

 

こちらも作業の外観は今までと全く同じ。

しかしこちらもGPSで管理されていまして、

 

タイヤローラーに搭載されたPCで走行した経路、転圧回数を管理。

画面はこちら

中心付近の黄色っぽい四角が転圧機であるタイヤローラー。

黒い線が転圧作業が必要な範囲。

転圧回数により色分けされ、青色が所定の6回転圧を終了した場所。

 

いくらちゃんとやったといっても、この画面で一目瞭然。

逆に言えば、転圧不足の場所が一目で分かるので効率的な作業も望めそう。

 

数日作業した感想は、どちらも作業自体よりも機器の操作に気が行っている感じ。

特に転圧管理は、間違えるとデータが上書きされるので、

作業の開始、終了時のPC操作には緊張感が漂います

 

押すボタン間違えないように明日もICTやっちゃいます。

 

 

土木部  6022

 

 

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