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苫小牧市にある株式会社小金澤組のブログ。

第一段階終了

2021-08-28 06:02:30 | 樽前山火山砂防工事の内 熊の沢川3号砂防堰堤左岸工事

開始した「ICT」施工。

無線の不具合に悩まされていましたが、

メーカーさんも常駐していろいろ

確認や機器の交換なども行ってもらい

ようやくストレスなく施工が進められる

ようになり、第一段階の施工が完了。

これから施工する鋼矢板の

打込み長さに合わせ階段状に掘削。

単純に段差があるところで鋼矢板の

長さが変わることになります。

鋼矢板の打込みはクレーンを使用しての作業。

当然クレーン能力の限界があるので、

すべての掘削は行わず、クレーンの

届く範囲のみ掘削しながら掘り下がって

いくことになります。

今回は、この繰り返しを4~5回予定。

 

掘削も完了したので、いよいよ来週

からは鋼矢板打込み作業の準備。

いきなり打込みたいところですが、

何事にも準備が必要。

クレーンはその自重だけでも約75t。

それに機材や鋼矢板を吊り上げると

+7~8tなので、作業中にクレーンが

傾かないように鉄板を敷いて地盤を

養生したり、打込み機材の搬入、

配線・組立、鋼矢板の搬入・現場加工と

打込みまでには数日の準備が必要。

焦らず、万全の準備で作業を進めます。

 

そんな中、昨日高校生が現場見学に。

何を教えたり見せたりすればいいのか・・・。

時間も限られていますし、せっかく

現場へ来たのならということで

「ICT」体験。

レーザースキャナーでの測量状況を

見て、ICT建機体験試乗。

う~ん。

ICTのすごさを体験する前に

重機の操作に手こずっている・・・。

まあ何事も経験ということで。

 

 

現場でもコロナウイルスや緊急事態宣言の

影響をいろいろな形で受けていますが、

これから進学や就職をしなければならない

高校生を前にしますと、極端な話、一生を

左右する決断をしなければならないこの

時期、少しでも彼らの進路が明るく、

開けていることを願います。

 

 

土木部 1330

 

 

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ICT開始

2021-08-21 13:15:12 | 樽前山火山砂防工事の内 熊の沢川3号砂防堰堤左岸工事

現場付近より見る樽前山

噴火対策の砂防施設とあって

やはり近さが感じられます。

一昨日は曇でこんな感じ。

昨日は晴れて噴煙まで見えました。

状態は落ち着いているとは言えども活火山。

中噴火以上の規模の噴火では市街地への

影響も出ると予想されていますので、

普段からハザードマップや避難経路の

確認なども重要です。

 

 

 

自分の書いていた図面、

ようやく出来上がり、

ICTの施工を開始しました。

 

切羽詰まりながら下のような図面を

何枚も書いていたのですが、

書いた図面を基に作成したデータがこれ。

このデータを重機に搭載。

で、丁張や補助なしで法面を

掘削、整形していきます。

まだまだ序盤。

もうちょっと進んだら

先ほどのデータと比較しやすい

形状になっていくと同時に、

何もなしにこの形に掘削できるのかと

思える写真が撮れると思います。

 

本日は通信の状態があまり良くなく

ストレスを感じながらの施工ですが、

とにかく前進あるのみ。

 

 

土木部 1330

 

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図面待ち

2021-08-08 05:15:01 | 樽前山火山砂防工事の内 熊の沢川3号砂防堰堤左岸工事

暑いですね

 

現場も連日30℃超え。

で、湿度も70%~80%。

北海道の夏はカラッとしてる。

なんて聞いたこともありますが、

全くそんなことありません。

ジトっとしちゃってます

 

暑さ対策のため札幌開催となった

オリンピックのマラソンと競歩。

日によっては東京より暑い札幌・・・。

しかも湿度も高いし・・・。

前日の夜にスタート時間を変更し、

朝6時とする対策はいいとしても、

それに対応する選手は大変そう。

朝6時スタートって、何時に起きればいいの?

とにかく無事に終了することを願います。

 

現場は自分以外順調。

切った木の売り物にならない場所(枝や根)を

現場で破砕してチップ状に。

それをトレーラーで搬出して

工場などの燃料に再利用。

 

掘削も順調。

しかし、自分の書く図面が間に合っておらず、

仕上げの部分はできないので、

ザックリいける部分を連日掘削、搬出。

 

今回の土工の仕上げは「ICT建機」で実施。

以前紹介した点群データや図面データを

数値化して重機に搭載。

その数値化したデータの通りに

掘削や仕上げができます。

自動で動くのではなく、オペレーターが

掘削しようとしたとき、図面以上に

掘削できないよう重機が動きを

図面をなぞるように制御する感じ。

で、その重機のキャリブレーション。

重機バケットの先端の座標(位置情報)を確認。

GPSなどの情報で重機を制御。

こんな感じでバケット先端の

座標(位置情報)が表示されます。

これに、図面の位置情報を入れてあげれば

OKなのですが・・・。

自分の書いてる図面出来上がらず

図面出来上がらないと土工の仕上げが

できないので、次の工程に進めません。

 

そろそろ、現場から

『早くしろ!!』って

お叱りが飛んできそう。

とにかく図面書きます。

 

土木部  1330

 

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