コガブロ

苫小牧市にある株式会社小金澤組のブログ。

海岸清掃

2021-07-31 05:18:11 | 樽前山火山砂防工事の内 熊の沢川3号砂防堰堤左岸工事

コロナ禍で始まったオリンピック。

 

賛否両論ありますが、

日本の選手の試合はもちろん、海外の

一流選手のその技術に驚かされ、熱戦を

見ると力が入り、見入ってしまいます。

 

メダルを取った選手でも試合後の

インタビューでは、コロナ禍の中で

オリンピックが開催されたことを

感謝すると述べている姿を見ると

やはり異常な状況なんだなと感じますし、

この延期された一年、有利に働いた選手、

不利に働いた選手、モチベーションや

体・パフォーマンスの維持、アスリートに

とってはとても苦しい一年だったように思います。

 

どの競技、どの選手の試合も5年の

思いをぶつける姿に感動しながら

毎日観戦しています。

 

 

現場は、土工事を開始しましたが、

動きがあまりないので今回は

毎年行われている苫小牧市内の

海岸清掃の写真をアップ。

国土交通省では毎年7月を

「海岸愛護月間」と定め、

毎年この時期に胆振海岸清掃を

実施しています。

で、自分の現場も全員で清掃活動に

行ってきました。

当日は、東北地方を台風が横断した日。

開始前は風が強めで波は1.5~2mくらい。

曇なので、波打ち際は危険だから

寄らないようにしながらやりましょう。

ということで開始。

いっぱいあります。

ゴミ。

まるでゴミステーションの

ようになっているところまで・・・。

約30分後土砂降り・・・。

清掃は、当然徒歩。

曇だったので合羽も着ず、傘も

持たずすでに約1㎞進んでいます。

当然、中止になりましたが、

進んだ1㎞は徒歩で戻り、

集合地点に到着した時は

服のままプールに入った感じ。

事務所に戻って靴下脱いで、

ズボン脱いで、シャツ脱いで

絞ったら、玄関水溜まり。

この真夏に寒くて暖房つけました。

 

土木部 1330

 

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運搬、点群

2021-07-24 04:26:14 | 樽前山火山砂防工事の内 熊の沢川3号砂防堰堤左岸工事

つい先日まで霧雨と

なかなか上昇しない気温に朝晩は

ストーブで対応していましたが、

本州の梅雨明けと同時に気温上昇。

苫小牧では珍しく7月に連日30℃超え。

道内の他の地域では、本州と変わらぬ暑さ

 

やっぱり温暖化が影響しているのでしょうか?

 

さて、現場は土砂の運搬を開始。

先日実施した文化財の調査の

ための掘削で発生した土(表土)を

ダンプで置土場へ運搬。

で、荷卸し。

土砂の運搬もいつもあらゆる現場で

手助けしてくれる会社。

安定の仕事でいつもながらに安心。

 

今は、とりあえずの運搬を行い

ながら、先日測量した結果を基に

新たな図面の作成中。

今までは線的な測量でしたが、

今年からは先日納品を紹介した

「レーザースキャナー」で面的な

測量を自分たちでTRY。

(外注では数年前から実施)

で、得られた測量結果。

これ、写真じゃありません。

点の集まり。

その数、約120万点。

その120万点に色を付けた状態。

地形やそこにある構造物なども

くっきり表示されます。

ちなみに、計測中わざと近くに

立っていたら、見事に自分の姿が。

けど、自分の姿ノイズ(ゴミ)として

「削除」

されましたが・・・。

今までの図面はこんな感じ。

同じ場所の図面ですが、

地形を等高線で表しています。

当然見慣れているので、

現場がどんな地形かはこれで

経験上分かりますが、

先ほどの点群のほうが

絶対に分かりやすい。

そして、細部まで正確。

 

自分は全く操作できませんが、

若手に頼って、最新技術を

駆使し作業に臨みます。

 

土木部 1330

 

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文化財

2021-07-17 07:03:58 | 樽前山火山砂防工事の内 熊の沢川3号砂防堰堤左岸工事

今回の工事は、現場内に文化遺産が埋まっている可能性がある

ということで、発注時より木を切り倒し、草を除去した段階で

調査するという指示を受けていました。

 

予定通り木を切り倒し草を除去して現場内を一通りチェック。

・・・。

「?」

「なにこれ?」

「炭?」

ある一部分に炭が広がっているではありませんか。

「山火事かなんかで燃えた木じゃない?」

「・・・」

「いや、しっかり中まで炭なんだけど。」

「燃えたのなら中心部分は木のままじゃない?」

「・・・」

あきらかに炭。

発注者からは、あるとすれば狩猟で使用した落とし穴の

ようなものと聞いていましたので、若干の戸惑い。

 

その場所はそのままにしておき、その他の部分は

地表面に何も見えないので、表土を除去。

当然過去の物なので、その物の上に火山灰が降り積もったり

しているので掘ってみないとほぼ分かりません。

 

で、掘削。

表土をすきとるように10~50㎝程度掘削。

???

また?

炭。

はい、もう分かりません。

このまま見てもらうことにしました。

 

で、昨日。

発注者と文化遺産を調査する苫小牧市の方が

現場に訪れ、自分から現場の状況を報告して早速調査開始。

・・・。(調査中)

・・・。(調査中)

炭と思われたものは、確かに炭。

しかし、歴史としては新しいものだそうで、

調査の対象ではないそうです。

 

あとから掘削して出てきた方の炭はおそらく

「樽前山の噴火で発生した超高温の火砕流が立木を

一瞬にして炭化させたと思われる」ということでした。

やはり、燃えたのなら外側からジワジワ燃えていくので、

炭のようにはならないそうで、またそういう場合は木が

倒れて、掘削すると細長く跡が出てくることが多いそう。

確かにこの炭を掘っていくと、炭が縦に埋まっている感じ。

全員

「ほほー」

やはり専門家でなくては分からないもんです。

炭の周辺の火山灰を見ても高温でないと

この色にならないということが分かるそうです。

「ほほー」

 

結果、確かに人為的なものが見受けられるが、

調査対象とはならないという結果に。

(過去の周辺調査の結果から確認対象とはしたが、同じく

 過去の調査実績からは文化遺産が出土する可能性は低いそう)

 

まれにこのような文化遺産が出土する現場があり、

場合によっては、工事を一時中止して発掘調査を行い、

その埋まっている物次第では調査期間が数日~数年となります。

 

とりあえず今回は「GO」ということで、

掘削序盤はさらに文化遺産が無いか

注意しながら掘削作業を開始します。

 

土木部 1330

 

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木 まもなく終了

2021-07-09 15:23:41 | 樽前山火山砂防工事の内 熊の沢川3号砂防堰堤左岸工事

間もなく木の切倒しと搬出が終了。

約2週間掛かりましたが、

大きな天候の崩れもなく(最近は雨ばかりですが)・・・

予定通りに最初の作業を終えれそうです。

 

今後は現状の地盤を測量して

現場の地形がどうなっているかを確認。

同時に、図面と違う部分は無いか、

予定外の作業が発生する部分は無いか、

工事の計画通りに掘削すると掘削土量は

どのくらいになるか、などを測量の結果

から計算して発注者へ報告、承諾を得て

掘削作業へ移る感じ。

結局、掘削作業が始まるのは今月下旬になるかと。

 

まだまだ準備感が抜けきらないですが、

どの作業も手順も手を抜くことはできないので

しっかり、確実に進めていきます。

 

土木部 1330

 

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作業開始

2021-07-02 13:33:08 | 樽前山火山砂防工事の内 熊の沢川3号砂防堰堤左岸工事

本作業開始。

木の切倒しの仕事があるときは

いつも来てもらっているメンバーに

今回もお世話になります。

 

着工前

開始直後

本日

今回の工事に係る部分の切倒しの終了とともに

「ダニ」の心配も終了。

切倒しは終了しましたが、切倒したたままなので、

決まった種類や長さにそろえる作業を

進めながら、同時に発注者に指示された場所へ

運搬して仮置きです。

その後はいつもの通り。

切揃えた伐採木は製材やパルプ原料として再利用、

枝や根も現場でチップ状に破砕して工場の燃料などとして再利用。

木は余すところなくすべて再利用です。

 

そんな木を切り倒す作業をしながら、

どうやって現場を攻めていくかを日々

思案中ですが、現場を指さしながら

あーだこーだと話していたところ、

その指さした先に・・・。

「んっ!?」

「まてまて!!」

「あるって!!」

写真真ん中あたりですが・・・

はい、クマ!!

こちらもいつもの通り。

まぁ、山にいるクマなので、こちらが余計なことを

しない限りクマから近寄ってくることはありません。

ニュースになる市街地や民家付近に出るクマは、

断言できませんが、エサを探していたり、

何かの事情で出てきてしまい人間を見て

パニックになっているのがほとんど。

 

刺激しないよう、エサになってしまう物を

現場に放置しないようにして作業は続行。

 

来週からは木の搬出作業を継続しながら測量の準備。

曇りの日が多いですが、まとまった雨がないので

今のうちに前進あるのみ。

 

土木部 1330

 

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