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苫小牧市にある株式会社小金澤組のブログ。

護岸

2015-10-24 14:30:08 | 厚真川改修工事1工区

朝晩ストーブがないと凍えそうなほど気温が下がってきました。

まだ雪は降っていませんが、もういつ初雪でもおかしくなさそうです。

 

今日もで寒さ倍増ですが、が強い時は中断して弱くなったら

再開という感じで現場やってます。

 

 

今回はこの現場のもう一つのメインである護岸を紹介。

 

まずは、大型どのうという円柱形の土のうで川を締切り、

掘削(河床より1.3m掘下げます)、法面整形(勾配1:2.0、角度でいうと約26.5度)、

法面の長さは場所により変わりますが、ここは7.4mで平面部は1m。

 

その後吸出し防止材と言われる厚さ1㎝のマットを敷きます。

 

 

この後設置するブロックに隙間があるため、そこから土砂が流失しないよう

にするためのマットです。 長さは約9m、そして重いです

 

 

マットが敷き終わるとコンクリート製のブロックを設置。

 

 

今回は、1個約60㎏のブロックを使用。

1㎡あたり6個設置し、写真の箇所は587㎡なので、

約3,522個のブロックを設置。

当然重機で吊って法面に置いていくのですが、ブロックの配置間隔の

微調整などがあるので法面に置いてからは人力作業。

1個60㎏、3,500個、重いです

 

ブロックを設置しながらブロックを連結させるための連結線を

ブロックに開いている穴に通し上端で結束。

 

ブロックは1段づつ千鳥に配置し、下から連結線を通します。

連結線は6㎜、ブロックを連結させるために1本を折り返して2列使用

することになるので長さは約17.7m、穴はブロック1個あたり2か所

開いていて、下から真っ直ぐ連結線を通すとおのずとブロックが連結され、

上端で結束すると一体化するという仕組み。

結束するとこんな感じ

 

 

連結線6㎜ですが、とても硬いです

 

人の手じゃとても曲がりません。専用工具を使って結束していきますが、息が切れます 

さっきから重いとか硬いとか言ってますが、やるのは作業員さんです… 

自分、背後で写真撮りながら応援する日々です

 

で護岸の完了

 

 

手前の色の濃いブロックは、現場内から出てきた既設のブロックを清掃し

再設置したもので、奥の白っぽいブロックが購入して設置した新材。

護岸はどこの現場も古いブロックを無駄にせず再利用、再利用できない程傷んだ

ブロックでも細かく砕いて石材として使用したり、プラントに運搬して

再生砂利へと生まれ変わります。

 

今回は護岸紹介でした。

工事終了まで護岸の作業は続くので、また今度違う場所での施工アップします。

 

 

来週あたりには、いよいよ樋門の完成アップできるかも…

 

 

厚真川担当   6022

 

 

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