伝令

依然、ギルドスカウトの連絡は来ない。

もう単独での活動で、開き直って悪行に精を出して桜民に俺の存在感を思い知らせてやり、

だんちょーいまだ健在！ってとこを見せてやってもいいのだが、

KDK時代は良き俺の参謀であったVirginiaから、瑞穂来いよと誘われている。

彼はKDK解散と同時に瑞穂へ発ったのだが、最近の俺を見てまた一緒に組まないかってことだろう。

ということで、単独でいく線とともに瑞穂行きも一つの選択肢に入れて考えていく。

ただ俺はあくまで「桜のDancho-」としてUOでは生きていきたいので、

瑞穂に渡ったとしても長期的には滞在しないと思う。





ということで、対人戦なんてけっこう長い間やってなかったので、カンを取り戻すためにラヴァ前へ赴く。

人が少しだけいたので、PKもいるのかと思ったが洞窟の中は無人。

戦闘が行われてた様子もないし、青はただタムロしてるだけらしい。

そうして俺も突っ立っていると、

Egoisteさんという方からパーティに誘われたので受けてみることに。

しかし、周囲にはこの名前の人物はいない。

ハイドしての俺へのアプローチだろう、一体何をそこまで警戒しているのか。

以下は全て他人には見えない、パーティメッセージでの会話だ。





Egoiste「ちわ」

俺「ちわ」

Egoiste「ギルドきまったんですか」

俺「まだっす」

む・・・この会話の流れは・・・

もおおおにぶいなーこの人。

この流れならアレしかないだろ、アレ。

俺「え、それだけ？」

Egoiste「聞いてみてって　言われただけなんで」

Egoiste「僕にはわからんす；；」

俺「。。。。」

情報を統括すると、どうやらこいつはあるクライアントに依頼されて伝令にやってきた使徒らしい。




俺「じゃあ、ここだけの話」

俺「だれにいわれたんだい」

しーってのがむかつく。

ちょｗｗｗｗｗおまｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

・・・いや、君は今輝いてたと思う。

しかし、少なくともKDKならこんな間抜けな工作員は送り込まなかったぜ。






だがそれより、[ 　7]がこんなことを聞きに来るとは、やはり意味があるに違いない。

やはりアレか、アレ、さっきスルーされたやつ。

[ 　7]といえども俺ほどの逸材はそうはいまい、ということでこのパフォーマンスか。

もしスカウトされたらどうしよっかなぁ。

Sakuraちゃんいるしなぁ、割といいよなぁ、でもNANAきもいしなぁ。




総合スコア的には、

・Sakuraちゃんが在籍 +80p

・でもNanaがいる -50p

・しかしNanaには彼女がいると聞いたので、案外いいやつかも？ +5p

・でもNanaって下についた俺をいじめそう -40p

・Nana＝きゅうり -30p

・元KDKのひろしが在籍しているらしい +20p

・でもミクっていう知人だったキモイのがいるらしいｗｗｗｗ -30p

・[Soul]と敵として張り合える唯一のギルド、[Soul]をぼこることができる +100p

・[Soul]のやつに告ぐ、連合はKDKの特権なんだよまねすんじゃねー(まぁさらに昔を辿ればあっちのほうが先なのだが…) +50p

・でも結局は[ 　7] -30p

・しかし俺は今ギルドで切羽詰っている +50p

・過去のKDK島での樽ゲーム -3p

・さっきの使い魔のパフォーマンス +1p




ってかんじかなぁ。

合計ポイントはめんどくさいんで各自勝手に算出してください。

7からスカウトくるのかなぁ、いつくるのかなぁ。

もしかして次に会う戦場でか！？なんてな。

帰ったらひっそりとKDK島に手紙とかおかれてたり・・・いや、むしろ以前みたいに水樽でスカウトメッセージかかれてたり！？

こんなにドキドキすることって久しぶりかもしれない。

次の7からの使徒、お待ちしてま～す（はぁと