VR Chat
それは紛れもなく最新技術だが、懐かしい気持ちを思い起こさせる。
昔チャットサイトに入り浸っていたときの気持ち、
Ultima Onlineを始めたての頃に仲間たちと語り合うため、
いつもの街角に向かっていたときの気持ち。
コミュニケーションとは娯楽である
ということを強烈に思い出させてくれる。
VR Chatはそんなソフトである。
その麻薬的魅力に取り憑かれて3日目。
今日もログインしてどこにいこうか、
初めて行く酒場にでも行ってみようかなと思い立った。
今は違うが、ホストやバーテンダーとして働いていた年月が長かったせいか、
ゲーム内でも酒場っぽい場所に引き寄せられる習性がある。
ワールド一覧でてきとーに雰囲気良さげなとこを選んで飛んでみると・・・
ピカチュウがいた。 (๑◕ܫ◕๑)
ついでにピチューもいた。
・・・相変わらずこのゲームはカオスというか、
版権的にはギリギリアウトっぽいところを攻めてるな。
同じネズミでも千葉にいるやつじゃないからまだマシなのかな。
電気袋辺りを撫でてやると「こんにちは~」と日本語で挨拶される。
どうやら韓国人であるらしいが、その日本語は外人だと思えないぐらいに流暢。
昔東京のガールズバーで働いていたので、酒場の接客で培った日本語だという。
ちなみに隣にいたピチューは全く知らない人らしい。
偶然居合わせただけかよ。
今日VR Chatデビューしたばかりとのことなので、
昨夜出会った韓国人のフレンドを呼んで紹介してあげた。
VR Chatは未だに急速に拡大しているらしく、俺やこのピカチュウのように歴が浅い人をたくさん見る。
活気があって良いことだね。
人間型のアバターを拾えるワールドを紹介してあげてお着替えした後は、
夜のVR Chatで元水商売人2人・・・
酒場でしょう
と夜の公園で武術家2人が出会うと勝負が始まる如く自然に、(刃牙世界では常識)
Skyrimの酒場を再現したお店に行ってみた。
そこでは・・・
VRchatでSkyrimの酒場があったので飲みに行ったら、ウェイトレスと掃除係のサービスを受けられた。ちなみに連れは流暢な日本語を話しているが、この場に日本人は俺しかいないのである。 pic.twitter.com/DwAHQw5MIb
— yukky (@kodoku44) 2018年12月21日
アメリカ人従業員によるサービスを受けることができたが、
頼んでいない酒と食べ物が続々と運ばれてきた次には、
掃除と称してテーブルの上をひたすら荒らされるという、
現実世界のバーだったら人種差別によりSNSで炎上まったなしのサービスであった。
まあアメリカ人は大雑把だからな。
日本には四季があるし・・・。
飲み食いした後、ウェイトレスのお仕事の掃除を手伝う。あとで聞くとアメリカ人のロリっこお嬢ちゃんだった。 pic.twitter.com/tOMgdgK1aW
— yukky (@kodoku44) 2018年12月23日
その後ウェイトレスの仕事を手伝った。
しかしこうしてプレイヤーがサービスと接客をしている酒場を見ると、
なおさら昔のUOを思い起こさせるなー。
VR Chatはログインするたびに新鮮な出来事が起きる。
それはまさにチャットサイト最盛期やMMORPG黎明期のようなワクワク感だが、
普通のオンラインゲームに慣れきった現在のように、
VRでのコミュニケーションが普及しきると、
この新鮮味もいつかは褪せていくのだろうか。
それでも人とのコミュニケーション自体が娯楽であるということを忘れなければ、
いつまでも楽しめる世界であるように思うし、
今後はVR周辺技術の発展で一層リアルで新鮮な体験もできるようになっていくだろうと考えると、
この分野はまだまだ発展途上なだけに、将来に多くの楽しみが残されている。
VRめっちゃ楽しそうですがお金の問題が大きくて敷居が高いですよね…
VRChatはVR装備してなく、普通のPCモードで参加してる人も多いので
お試しプレイなら普通にPCだけでもできるよ!
VR装備したほうが絶対楽しいけどね!!
金銭的なハードルは高いけどVR装備してる女子も多いことから、
その投資への価値は計り知れない。