pansaaのSF回想6 ~ 秘められた思い ~

2010-05-26 17:02:37 | SF回想編

前回分 からの続きです。
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私は約束を果たした。

第3回SFSトーナメントには、SOL1、SOL2、SOL3の3チームが出場していましたが、SOL2、SOL3は大会初日に敗れました。
SOL2の前に立ちはだかったのはDsでした。
自分達の試合が終わり、SOL2のVCのチャンネルに入ると後半戦が始まっていました。
状況は圧倒的に劣勢、VC内の雰囲気も暗く、敵の位置情報を味方に伝えるも、次に聞こえてくるのは溜息だけでした。
そうこうしている内にトータルでの敗北が決まり、私はがっくりと肩を落としました。

しかし、あるSOL2メンバーはそこから輝きを放ちました。
もちろん彼はトータルでの敗北が決定する前から、
積極的に声を出しチームの士気を高めようとしていました。
声出しを当たり前だと思う方もいると思いますが、
彼は敗北が決定した後でも、態度を変える事なくチームの為に戦っていました。
技術的な事ではなく、私が一番理解して欲しいと思う事を彼は実践していました。
心の底からチームの為に戦う姿に私は感動していました。
結果は残念でしたが、この敗北が彼を成長させ、私を奮い立たせてくれました。

必ずDsを倒すと自分自身に約束しました。


この出来事は私がFPSをやっていて一番嬉しいと思える出来事でした。
ありがとう、桃たん。
(ゆっきぃ注: 桃たんとはSOL2リーダーのPeach_Waterのこと。
 彼は統率者として、その後SOL1が引退した後もSOLメンを引き継ぎ新生クランにて活動を継続していた。)



敗北を糧に成長を続けるSOL2。
最高の仲間にして、最強の敵へと姿を変え、決勝の舞台で相見える。
その先に待つものとは。

次回 SF回想7 ~ 越える ~