Decca Decolaがお嫁入り

やっとこさ入手したDecca Decolaの整備記録

BMW R26 メインテナンス その5

2014-05-25 13:29:00 | BMW R26
先週はポールマッカートニーに振られまして今日の日曜日は貴重です(意味不明)。懸案だったタイヤ交換をします。
あらかじめ動画サイトで予習しておきました。そして折角タイヤをはずすわけですのでリムの振れとりもやってみます。


前輪は14mmと23mmの2カ所のナットを緩めるだけではずれます。ブレーキ周りは工具はいりません。


ホームセンターで買ってきたタイヤレバーです。ビニール包装なのでリムに傷がつきにくい?かも。

YouTubeで予習した通りです。やはり3本あると楽です。

チューブはずして

はずれました。まったくスムースにいきました。ここまでは上出来です。


さて振れ取りです。いろいろ考えて、、一番安易な図となりました。なんたってブロック2つです。


スケールをはりつけて回してみます。揺れています。。今より改善するのだろうか、、。


リムが変形しているかもしれない。定磐は、、(あるわけ)ないな。居間のテーブルに載せて歪みをみます。大丈夫(と思う)。家族の視線が冷たい。。


自転車用ニップル回しを買ってきましたが6mm幅の溝はありませんでした。タイヤをはずすと裏からマイナスドライバーで回せそう。どこを回すか確認するために番号をふっておきます。


ここで問題がおきました。スポークとニップルが固着して回らない所が多いのです。バイスプライヤーまで登場してなんとか回します。当然ニップルともに傷だらけです。幸いに予備がありましたので数カ所交換しました。
この作業だけで1時間かかりました。すべて緩めて調整開始。。
振れ取りはやっぱり難しくここに書く事はなにもありません。もう1時間ねばって妥協。マニュアルの縦1.0mm,横0.2mmの許容範囲にはとても収まりませんでした。


タイヤワックスは無いので中性洗剤で代用


組み上げも問題なく終わったと思っていました。ところがミニコンプレッサーにつないでも膨らみません。自転車の空気入れなど駆使しましたがやっぱりだめ。コンプレッサーを借りにガソリンスタンドに持ち込もうと思いましたが先ほどの中性洗剤をかけてみると、、


空気漏れ発見、チューブに穴です。内側ですので組む時に傷つけたみたいです。とほほ、、


タイヤと一緒に買っておいたチューブと交換。今度はうまくいきました。前輪だけでくたびれました。後輪はまたこんどに。こちらの方が振れは大きいのです。



天気も最高。岡山県笠岡市、ここはカブトガニの生息地です。近くにカブトガニ博物館もあります。


っとウインカーが点滅しません。点灯のまま。

6Vリレーです。カシメを起こして中を見てみました。

こんな中身です。構造は簡単ですが巧みな仕組みです。通電するとバイメタルが瞬間的に加熱され、接点が接触するとバイメタルが冷えて通電が途絶える、通電が途絶えるとバイメタルが通電加熱、、の繰り返し。接点の調節をして一応復帰しましたが多分だめでしょう。なんとかせねば。この構造だとスイッチを入れて少し間が空いて点滅が始まります。心理的にはまず点灯してほしい気がする。


やっぱりウインカーが抜けてしまいます。振動はハンドルもつ手にも容赦ありません。内径は測ってみると19mm


ホームセンターに外径19mmのアルミパイプがあったので押し込んで、、


アルミ製のウインカーを削って押し込んでみました。これで安定するようなら仕上げる事にしましょう。暫く走ってみましたが緩みません。大丈夫そうです。


アルミパイプはハンドルバーに刺さっただけなので押し込まれ防止にハンマーで叩いてフランジ加工しました。


ウインカー側を削って押し込んでいます。もう少し削った方がいいのですが調節代を残しています。これでダメなら新品を買います。1万円位。


MAX BMW Motorcyclesという米国にある部品屋さんから切れたメーターケーブルをはじめ、いろいろ届きました。ついでに頼んだ小物パーツは何に使うのだったか、、?バッテリーを押さえるゴムベルトが一番割高か。


オークションで470円で落札したICリレーも届きました。無事作動し、これでメンテフリーでしょう。部品揃えて作るより手軽で安いです。