ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 生掘り2巣・・・ 』

2022-07-17 08:08:51 | 日記

             

 

天気予報は雨!!!だが、雨が来る様は一向に見えない。 どうしようか迷っていた・・・  そうだ、雨がない内に見付けてある巣を掘り上げよう! 設置は山の飼育場。 掘り上げしないで此の侭ここに置く手も考えられるが、飼う事にした。

先ずは、女王蜂蜂放場所の巣!!! 多分老い耄れ爺が放した女王蜂が巣食ったのだろう・・・ この巣はもう3週間も前に見付けてある・・・ 道中の山道、道路の水捌けが悪く池のようになっていた・・・ 爺のパジェロが通るには車が泥んこになる・・・ 先々週、シャベルでこの水を除け流して遣ったがこの所の雨でまだまだヌカルンデいる・・・ 500~600m歩くことにした・・・そこそこの急坂を歩いて現場まで行くのは少々キツイ・・・  最近、急坂や長距離歩くのがメッチャ弱くなり先が思いやられる・・・ 此処まで餌を撒きながら登って来た。

現場に着くと、ボチボチと通っていた・・・ 雨の時期だが潰れることは無かった。 ドンドン、脅かしを加えながら身支度をする。通いが略終わったと思われる時点、いよいよ生掘り開始・・・通い穴がした方向を向いていた・・・土竜穴かも知れない? 掘り進むが、いっこうに巣が出て来ない!!! 深さ20~30㎝、面積1m四方!!!!! かなりの土量だ!!! 左かな?、それとも右か?

まだまだ出て来ない・・・ 手前を見るも手ごたえ無し!!! 後々の為に土量を動かす・・・1時間近く掘った・・・ そして諦め防護服を脱ぐ・・・ヒョット、掘り上げた穴場を見ると上の脇から何かがクルクル回って出たように感じた・・・ 珍しい事だがヘボちゃんの記憶飛行と感じた・・・ こんな事ぁつてア~~~ル? 凝視の時間が続く・・・ また出た!!! 上だったんだ!!!これは初めての経験だった!!! また、防護服を着て再開!!!直径12~3㎝の半赤巣が顔をのどかせた・・・

今回はこの一部始終をカメラに収めた・・・ 生掘りの最高傑作も写真集に入れたいと思っているのでかなり綿密に撮影した・・・ 本格式カメラを使いたかったが、此処まで持ち揚げて来るのは難儀!!! 馬鹿チョンカメラで誤魔化した・・・ 半杉、檜林なので白巣に赤巣が混じり見た目も美しい!!! 帰還蜂も完璧に納めた・・・ 

予想外に時間が掛かりあとの時間に制約が掛かる・・・もう1巣掘りたいのだ。 これはボコボコの通い故かなりの抵抗を予測した・・・ 多分時間も掛かるだろう・・・ 辺りは夕立が来るのか薄暗くなってしまった。。。 急いでホームポジションに戻る・・・第2巣は車の直ぐ上・・・普通骨箱と18㎝角のやや大型骨箱を用意し現場に直行・・・

 

良い穴をしボロボロの通いが続いていた・・・

 この通いを収めるまでには時間が掛かるだろう・・・ 一寸した超遅い昼ご飯を脅かしながら食べる・・・ 30分近く脅かしは続く・・・ こういう巣は急いで掘り上げを進めるより前に時間を掛けないと働き蜂の回収にかえって時間が掛かりロス時間を産むことになる・・・辺りは真っ暗になり出した・・・ 雨になるな!!! 急がないと!!!

巣は上にあると思い木や、大きく右に振っていた・・・ 少々ワヤを齧ると攻撃蜂が噴き出た!!! 案の定・・・

掘り終わった時は、薄暗く、雨がポチポチ落ち出していた・・・ 急がないと・・・ 山の飼育場に向かう・・・10分位で着いた・・・ 急いで飼育箱に移す・・・10分足らずで2巣植え込んだ!!! これでヨ~~~シ!!! 雨は本格振りになり出した・・・ 急いで車まで戻る・・・ 

2巣とも完璧に掘り上げられ、我が家では一番古い飼育箱:三宅式に伏せた・・・ この飼育箱のイイ所は、ペール缶に土を入れこの上の骨箱を置くタイプ故地中とニヤリーイコールの飼育箱内温度が保たれ、且つ、仮に箱を壊されてもペール缶が守ってくれるという凄い特徴がある!!! また、飼育時、土を咥え出すヘボちゃん姿等を見ることが出来撮影にも適している。 土目が超イイので、コロニーは超大きくできる!!! 優れモノ飼育箱と言えよう!!!

これで山の飼育場も略満タンになり12巣活けたことになる・・・ 残りはノンビリと遣ろう・・・

 

昨夜、Oさんから緊急電話が入った・・・ Oさんの所で活けた『軍』が途中から『キイジス』が出だしたという・・・ 八ヶ岳産でこの地では標高が高いので混成生息している・・・

どうやら『キイジス』がノットタらしい!!!!! 極めて貴重な事例だ!!! これまで何回となくピンちゃんを飼った筈なのに途中から『軍』に化けた事例は数多く見て来たが、『キイジス』の乗っ取りは初めての事例!!! 貴重な自然界の現象で生態学的にも貴重な資料となる・・・ 

今、これをどうするか検討中で画像撮影も含め、何とか生態学上の学術的超貴重な事例とさせたい・・・ Oさん…、デカシタね!!!!! 最初は『軍』さんノミだったが、ここ2週間の間に『キイジス』働き蜂が増え始めたという・・・ もう、かなりの数になっている・・・ 多分生掘りした時には『キイジス』女王蜂の乗っ取りが出来上がっていたことになる・・・ 生掘り時、巣を壊さなかったのでこうした内部事情は掴められないでいた・・・ 昨年の『キイジス』女王蜂と『軍』の雄の交尾と言い 今年は『キイジス』歳になるかも知れない・・・ 生態学上、貴重な報告が出来るかも?  乞う期待!!!!!

 

 

 

 

 

< つづく・・・ >

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