ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 チャンチャカちゃぁ~~~~ン!!! 』

2022-10-03 22:40:47 | 日記

             

今年、早生種である『キイジス(キオビクロスズメバチ)』の飼育を4巣試みた。1巣は掘り上げた段階で超小さ過ぎ移植は難しいか?と直感した。 今年最大級の念願『スガレ追ひ』をOさん親子と試みた。この時期遊ぶとなると週末東京から自宅に帰るOさんと毎週のように山に登る・・・毎年のことだが、この時期、Oさんの息子さんも同行し一緒に遊ぶことが多い。今年もそうだった!!!!息子さんが早稲田の学生だった頃からになるから10年間にもなる。とてもいい息子さんで婆ちゃん思いでOさんと自宅に遣って来ていた・・・

昨年もこの地で『キイジス』を仕留め爺が山で飼ってきた。この巣は特別な巨大巣で晩秋王台が4段にもなる稀に見るコロニーに仕上がった!!! 当然のことだがこのコロニーで次の世代を剝かせる!!! カウントはしなかったが2000匹に喃々とする女王バチを捕獲した。 この時、稀に見る不思議な場面に出会った!!! 『キイジス』女王蜂に何と『シダクロ』巣蜂が交尾を仕掛け繋がっているのを経て続けに3連荘も発見!!! 交尾蜂採取を続け30年にもなるがこんな珍事件に出会ったのは初めてで興奮状態に陥った。慌ててカメラを家に持ちに行ったが間に合う筈もなかった。。。

故先輩格同僚小林会長さんから昆虫族の交尾について色々と教わってきたが  『昆虫の異種間交尾は非常に難しく繋がっていても交尾成立というような訳には行かない!!!』と・・・ 伝授されていた・・・

それでも素人なり気に繋がっていれば「オヤオヤ????」と思うではないか? この再現を今年もしたくOさんと歳初めから挑戦計画を立てていた・・・これがこの日に実現した。 その前日、先ずは『キイジス』1巣を生掘りし、山の飼育場の運んだ!!! 実はこの日、キイジス2巣、シダクロ3巣生掘りし山の飼育場に活けた・・・内『キイジス』1巣は深い枯れ枝の中にあり巣も小さく活着に疑問もあった・・・が、もう1巣は当時としては超巨大巣で生掘り時攻撃ボンボンだった。そして、その翌々日Oさん親子と3人で『キイジス』2巣を射止め山の飼育場に運んだ!!!

一昨日Oさんの助けを借り2巣、そして昨日もう1巣を家に運んだ。運ぶノウハウは昨日書いた要領で、この時期は無理と考えていた生掘り術を採用してみた。見事的中してヘボちゃん操り術の欠片術を確立できた気がする… 今朝はさぞかし温室内は賑やかだろう?と覗き込む・・・ 昨夜与えておいた鯏の切れ端、烏賊、そして鶏肝にソコソコの働き蜂が齧りついていた・・・ やや濃い目の砂糖水にもかなりのヘボちゃんが騒いでいた。 晩秋の移植大成功!!!!! もう毎年のようにやっているので手慣れたもんだ!!!

脚の調子は厳しいが午後から山を少し歩いてみよう!!!!と考えていた。午後2時を回っていたが、出掛ける前ガラ温室を覗くと何と何と今年の交尾蜂1号を見た!!! カメラを取りに行こう!!!!と思った瞬間番(つがい)は離れた!!! 翌日から少ないが 雄蜂、そして女王蜂が離巣していた・・・ こうした現象は毎年のことで離巣開始は9/下になると始まり出す・・・ 『シダクロスズメバチ』に比べ約1か月早い!!! 元々標高1300~600m地帯に生息する亜高山性のスズメバチ故に長い年月をかけ早生種としての生態性を確保してきた……

何れにしても移植適応能力は高く爺の意の儘にアヤツレラレていることに興奮を覚える!!!  『キイジス』万歳!!!  そして、Oさん、お手伝い有難う!!! 脚の具合が回復してくれれば来年どうしても遣りたいね!!! 今一番の願望はこの交尾蜂子孫達からこの地でこの子等の子孫が生まれてくれることにある!!!!!

今年は、何匹の交尾蜂が採取できるであろうか? そして、こうしたモデルさん達に感謝感謝し続けている。。。爺のヘボ写真集の中核を担ってくれるモデルさん達である!!!

 

コメント
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